インプラノンという避妊具を知ってますか?
インプラノンとは、腕の皮下に挿入するタイプの避妊薬で、1998年以降世界中で使われてます。
アメリカでも2006年に認可されていますが、日本では未だ認可はされていません。
インプラノンはわずか直径2mmで長さは4cmで、少しずつホルモン(ピルに含まれているホルモン=プロゲステロンと同じ)が放出されることによって、排卵を抑制して避妊効果を発揮します。
効果は3年間続き、妊娠したいときは、摘出すれば大丈夫というものです。
日本では導入されてませんし、体に埋め込むって聞くと驚くと同時に少し怖いですね。
効果としては
・99.9%以上もの避妊効果があること
・費用は高くなく、容易に外せること
・避妊のためにピルを飲む必要がなくなること
・取り除けば避妊効果はすぐに消えること
などがあります。
一方で、
・欧米でも医師の監修の元挿入と抜去が行われること
・HIV/AIDSなどの性感染症の予防はできないこと
などの制限があるようです。
日本の薬の認可が降りるのは、アメリカの10年あとだと言われるので、そろそろこのインプラノンも認可が降りるのではないでしょうか?
2014年にはビルゲイツ財団が、遠隔操作でON/OFFができる避妊チップを開発中というニュースもありました。
将来は望まれない妊娠などを控えるために、予防摂取のようにこれらの避妊具を使うのが当然になるのでしょうか?
ビル・ゲイツ財団出資の企業が遠隔操作で16年使用可能な避妊チップを開発
その他参考リンク
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