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ビタミンB2のはたらき 健康長寿には欠かせない

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Pinryu

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 13種類あるビタミンのなかでビタミンB群に属するビタミンなかの1つビタミンB2。

もともと牛乳から発見されたため「ラクトフラビン」とも呼ばれています。

このビタミンB2にはどのような体へのはたらきがあるのでしょうか。

 

1 ビタミンB2とは

 

 

【 ビタミンB2の基本 】

●ビタミンB2もビタミンB群に属するため水溶性があり(少し)、熱や酸に対しては比較的安定しています。しかしながら光に対して非常に不安定で、牛乳などに含まれるビタミンB2は、2時間明るい光当たるとその85%が分解されてしまいます。また、アルカリにも弱いです。

●1927年にビタミンBから、熱に対して安定した物質と、不安定な物質が分離され、それぞれ順にビタミンB2、ビタミンB1と名付けられました。その後牛乳から分離した黄色い色素がビタミンB2であることがわかり、1934年にその化学構造がはっきりしました。科学名は「リボフラビン」です。

●体内において、70~90%が活性型B2のFAD(フラビンアデニンジヌクレオチド)と呼ばれる形で存在しております。

【 ビタミンB2の欠乏症 】

●ビタミンB2が欠乏した場合つぎのような症状が起こります。

(1)口内炎・舌炎

(2)口角炎(口の端が切れて、かさぶたになる症状)

(3)皮膚炎

(4)子供の成長障害   

(5)白内障      など

(※多量の抗生物質や精神安定剤・副腎ホルモン・経口避妊薬などを長期服用した場合も、薬の作用によりビタミンB2のはたらきが阻害されるため欠乏症になる場合があります)

【 ビタミンB2のはたらき 】

●ビタミンB2のおもなはたらきは次のようなものがあります。

(1)脂質・糖質・タンパク質の代謝の補酵素

(2)細胞の再生・成長促進

(3)過酸化脂質の分解・動脈硬化・老化・がんの予防

(4)ダイエット効果

(5)糖尿病予防

(6)粘膜・皮膚・髪・爪の保護 美容効果

 

順番に見ていきましょう。

 

 

2 脂質・糖質・タンパク質の代謝促進

●リボフラビンの基本的なはたらきは、脂質・糖・タンパクの分解の補酵素としてのはたらきです。

●リボフラビンは体内で順にフラビンモノヌクレオチド(FMN)、フラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)へと変換されます。これらは、単独やタンパク質と共存してフラビン酵素(酸化還元酵素)の補酵素としてはたらきます。つまり、脂質・糖・タンパク質、といった三大栄養素すべての代謝(分解)に必要な成分になるわけですね。

●つまりエネルギー消費量が多いほど、ビタミンB2の必要量も増えることになります。

3 細胞の再生・成長促進

●ビタミンB2は、細胞がエネルギーを得るための栄養素全般の代謝に関与しています。それにより細胞の再生や成長などの促進にも深くかかわっていきます。

●ビタミンB2が不足すると起こる欠乏症のなかには、細胞の再生に関連しているものが多いのもこれが原因となっているからです。「発育のビタミン」とも呼ばれるB2は体の様々な部分の細胞の分裂・再生を促進させます。

●特に子供の成長を大きく促進させる成分です。

 

4 過酸化脂質の分解・動脈硬化・老化・ガンの予防

●体内で生成された過酸化脂質の分解にはグルタチオンやグルタチオンペルオキシダーゼのはたらきを助けるグルタチオン還元酵素のはたらきが必要です。活性型B2のFADはセレン(ミネラルの1つ)とともに、これらの補酵素として過酸化脂質の分解を促進します。

●ビタミンEが過酸化脂質の生成を抑えるのに対して、B2は生成された過酸化脂質の分解をするという作用があるわけです。これらをともに摂取することにより不要な過酸化脂質の蓄積が防がれて、これが動脈硬化などの予防に役立つわけですね。

(※過酸化脂質は動脈硬化・老化・発がん性などがあるといわれる有害物質です。さらに動脈硬化は虚血性心疾患や高血圧・脳卒中などの原因になりますので、これらすべての予防といった点でビタミンB2は非常に重要な成分であるといえます)

5 ダイエット効果

●ビタミンB2には脂質をエネルギーに代謝するはたらきに関与していますので、きちんとした摂取により脂肪の燃焼が十分におこなわれます。

●そのため脂肪が体に蓄積して肥満体質になることが防がれます。

●ダイエットのはたらきにも関係しているわけですね。

 

 

6 糖尿病予防

●糖尿病とはインスリンとよばれるホルモンの分泌量が減少して、糖質の代謝が不十分になるため血糖値があがってしまう病気です。

●ビタミンB2には糖質の代謝促進のはたらきがあるため、このような症状を予防します。

7 粘膜・皮膚・髪・爪の保護 美容効果

●ビタミンB2には細胞の再生のはたらきがあります。

●それにより肌・髪・爪・粘膜などの再生がしっかりと促進されます。

●そのため美肌効果などが期待でき、ビタミンCとともに「美容のビタミン」とも呼ばれています。

8 ビタミンB2の摂取について

●過剰摂取による毒性はないため、耐容上限量も設定されていません。

●リボフラビンの水溶度は低いため、摂取量が増えるほど顕著に吸収率が下がります。そのため腸内吸収には限度があるとされています。

●また余剰のリボフラビンはすぐに排出されてしまうため、大量摂取しても血中増加はあまり見られません。逆にいえば、毎日の摂取を欠かさないようにすることが注意するべき点であることになります。日本人はビタミンB2が不足気味といわれています。

●そして、光に弱いので、ビタミンB2を含む食品は暗室に保存しておくことが大切です。

●推奨量は1日あたり

成人男性・・・1.6㎎

成人女性・・・1.2㎎ とされています。

【 ビタミンB2を含んだ食物 】

・カッコ内の数字が含まれるビタミンB2の㎎量です(単位は省略)

・なお、食物の量が多ければ含まれる量も多くなるため、含有ランキングではありませんが、特に多く含まれるものを10種類のせました。

(1)インスタントラーメン95g  (1.59)

(2)国産牛レバー40g      (1.20)

(3)鶏レバー40g        (0.72)

(4)うなぎかば焼き80g     (0.59)

(5)魚肉ソーセージ90g     (0.54)

(6)まがれい(魚)100g     (0.35)

(7)濃厚牛乳208g        (0.35)

(8)さば味噌煮90g       (0.33)

(9)プリン120g         (0.31)

(10)ぶり80g           (0.29)

(※全般的に魚類に多く含まれており、肉類はそれよりも少ない傾向にあります)

 

9 ビタミンB2 その他

【 ベジタリアンのビタミンB2摂取方法 】

●基本的にビタミンB2は動物性食品に多く含まれています。

●そのためベジタリアンの方はどうしてもビタミンB2が不足気味になってしまいます。

●しかし、納豆に含まれる納豆菌がビタミンB2をたくさん作り出しています。

●ベジタリアンの方は是非とも納豆を毎日摂取することをお勧めします。

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Pinryu

健康・美容・育毛を中心に活動中です。
・健康では120歳まで元気に生きることが目標
・美容では70歳のときに50歳に見えることが目標
・育毛では日本からハゲを無くす会の自称会長です。