VAIOユーザーの方々は長い目で見ている現状ですが……
2014年にソニーから独立して以来、2016年2月にVAIO Zの新モデルを出したきり新機種の発表がありません。
例年通り(といってもまだ1~2年の歴史で周期が定まっていないですが)ならば2017年の冬にVAIO Sの新モデルの発表があってもおかしくないはず。
VAIOは今年20周年、それを記念して素晴らしい新製品を打ち出してくるかと思いきや、既存モデルの特別カラーを限定生産って……
いや、それだけならまだいいのです。
Andoroid端末でVAIO Phone Aを新しく出したのですが
VAIO Phone Bizの失敗に懲りていないのでしょうか。
WindowsのOSを採用した独特なモデルとしてBizを出したのですが
新機種はAndroid端末にあっさりと変えてきました
しかも3万円台の低価格モデルとして
今までの高級&ビジネス志向はどこにいったのやら
スマートフォン事業としては低価格機種でシェアを取りハイエンド機種開発へと移るのは上等手段ですが……
はたしてVAIOのこれまでの路線を切り替えてまでやる必要はあったのか
※補足
VAIO Phone Aは国産スマホの安心性と二万円台のコスパの良いSIMフリー端末として密かに人気はあります。
VAIO Bizの法人向けを受け継ぎ、Androidに変えて個人向け要素を取りつつも既存の低価格SIMフリースマホと競合にならないようにしています。
難しくも中途半端になりかねない方向性ですが、この次世代機ではどうなるのかが気になります。
20周年なんだし、PC開発にリソース全部割り振って最高のノートPCを生み出してほしかった……というのが本音です。
せっかくVAIO Zで黒字化した業績がこのままでは無駄になってしまうのでは。
そんな危惧すらあります。
VAIOは何かしら手を打ってくるでしょう。
さすがにこのまま2017年が過ぎ去ることはないはず……
そんな希望的観測を持ちつつ。
ではまた。
※この著者のブログはこちら!
みなもゆきひろ |
| |
|