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学校に行きたくなかったら図書館に行って良い

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    国立医大生です。
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もうあと数日で新学期が始まる高校がほとんどかと思います。

久しぶりにクラスの友達に会えることに心躍らせている子もいれば、その影には憂鬱な思いにとらわれる子もいます。

9月1日は18歳以下の自殺数が飛び抜けて多いことで有名です。

学校に行くのがどうにも苦しくて、かといって親に相談することもできず…
笑顔で最後の"行ってきます"を告げて、そのまま帰らぬ人となる…

そんな悲しいことが起こる前に、「悩んでいる子供達に学校行くことが全てじゃない」って届いて欲しい。

 

Fさんの『いつか別れる。でもそれは今日ではない。』という本の中にも、当時のFさんがどうしようもなく学校に行きたくなかったとき、担任の先生に打ち明ける一節があります。

高校生のFさんが担任の英語の教師に学校に行きたくないと告げると、先生は一瞬驚いた顔をして、つらつらと語り始めます。

"「まあ、俺もそうだったんだけどさ」
と、ソファに腰かけながら先生は切り出す。

「俺も学校が嫌で、家の屋根の上に登って、朝から晩までアマチュア無線で知らない人とたくさん話していたんだ。おまえと同じ年の時。大学生とも話したし、カナダ人にもよく無線は繋がってさ。そいつ日本語を話せないだろ。だからそいつと話したい一心で英語勉強して、気づいたら、今の仕事に就いてたんだよ。ウケるだろ。不登校だったけれど、真面目だったんだ」
と先生は眉を掻きながら続けた。

私はそんなことをこのタイミングで真面目に語りだす先生が、大好きだった。

「学校に行きたくなかったら無理して行かなくていい。でも、なにかに熱くなれ。人恋しさみたいなのも忘れるな。卒業は、俺がなんとかする。おまえは、好きにしろ」
と先生は加えた。
先生もたぶん、私のことが好きだった。

そうして先生は自身の給与査定に間違いなく響くような決断を、ほぼ一瞬で下してくれたのだった。

学校に行きたくなければ、行かなくてもいいんだ。そういう時は図書館に行ってもいいんだと、もっとたくさんの大人が言えたら、死ななくて済んだ子もいたはずだ。"

<『いつか別れる。でもそれは今日ではない。』大人が子供に差し向けることができる、全的な愛の一例より>


学校が全てじゃない。

私もまた、不登校にはならなかったけれども学校は嫌で嫌で仕方がなかった。
学校には行かなくてもよかったと知ったのは、大学に入ってからで、当時は必死に毎日学校に行っていた。
行きたくないときは図書館にいて良いと知っていたらどんなに楽になったろう。

世の中にはいろんな人がいて、本の中や海の向こうには想像を超える世界が広がっている。
人生は大変なことなんていくらでも転がっていて、もうダメかと思うことも山のようにある。
一方で同じように手を差し伸べて受け入れてくれる人もたくさんいる。

学校に行けないことを、否定せず、信じて見守れるような大人が増えて欲しい。

 

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国立医大生です。
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