![]() | ヒデキ |
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みなさんこんにちは!現役東大生のヒデキです。
東大を受験するにあたって、足きりという言葉、聞いたことくらいはある人がほとんどなのではないでしょうか。
ですが、実際どういう形で行われているのか、詳しいところまでは把握できていない人も多いと思います。
しかも、最近は昔と足きりの状況が変わってきてたりします。
ということで、今回は足きりについて説明します!
足きりというのはどういう制度かというと、「センター試験が悪いと、そもそも東大の試験を受けられない」という制度ですね。
東大受験は、センター試験→東大の二次試験 という流れで行います。(より詳しい東大受験の流れはこちら↓)
東大の二次試験は論述も多く、採点する側としても受けた人が多すぎると大変なので
志願者が多かった場合、センター試験の点数が悪い人から切っていくんですね。
センター試験の点数が悪いとそもそも東大の二次試験を受けられない・・・
そんな怖い制度に思える足きり。自分やも受験事情に詳しくないころは、「東大の一次選抜か・・・やっぱりセンター98%とかめっちゃ高い点数が必要になるのかな」なんてとんでもないレベルを想像していましたが
実は近年ではほぼ機能していません。
かなり高い場合でも8割ちょいくらいあればいけるようになってしまいました。4年前くらいからは、そもそも足きりがない場合さえ出てきましたね。
なんでこうなってしまったのかというと、東大の定員は長いこと変わっていないのですが、少子化により受験生は減りつつあるからなんですね。
足きりうんぬんはおいといて、なんだかんだセンターの点数はやはり大事です。
というのも、東大の合格はセンターの点数を圧縮したもの+二次試験で決まるからなんですね。(詳しい説明はこちら↓)
確かにセンターで40点くらい多くとっても、最終的には5点差くらいにしかなりませんが、
受験の終盤に、ぎりぎりまで学力を伸ばしたあとになって、さらに二次で+5点ぶんの実力をつけるというのは至難の業です。
センターは圧縮されるとはいえ、あまり軽くみないようにしましょう。
と、いうことで今回は東大の足きりについて解説しました!正直、「そんな気にしなくていいものなんだな」っていうのが伝わったかと思います!
足きりには臆することなく、しかしセンターではしっかり点を稼げるよう、力をつけていきましょう!