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新型コロナウイルスが経済に与えるダメージ

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新型コロナウイルスが経済にダメージを与えているというニュースはよく見ますよね。

実際に新型コロナウイルスは経済にどの程度のダメージを与えて、私たちの生活はどう変わるのでしょうか?

1 新型コロナウイルスによる日経平均株価、ダウ平均株価の下落

2020年1月の時点では、日経平均株価は23,000円台を維持していましたが、3月に入って経済の先行き不安から17,000円台に一気に下落しました。

アメリカのダウ平均株価も2020年1月の時点では28,000ドル台を維持していましたが、3月に入って20,000ドル台まで下落しています。

3月16日のダウ平均株価は前取引日比2,997ドル安の過去最高の下落率となっています。

これだけを見ると、とんでもない景気後退に入ったように思えますが、日経平均にしても、ダウ平均株価にしても、ここ数ヶ月はもともと高値で推移していたというのもあります。

この下落率だけを見て経済がものすごく後退していると考えるのは早計です。

数字で見れて分かりやすいので、日経平均やダウ平均で新型コロナウイルスによる経済へのダメージが語られますが、もともと株価が実態経済を鏡のように映しだしているかと言えばそうではありません。

もちろん経済がどういう状況であるかの一つの指標にはなりますが、例えば日経平均株価であれば日銀がETFの買い入れを行って株価を支えるような事をやっていたりします。

また、株価が動く局面では、投機筋が株価を乱高下させたりします。

1ヶ月程度の平均を見るならまだしも、数日の株価の変動を見て一喜一憂しても始まりません。

2 新型コロナウイルスによる経済へのダメージの本当に気にすべきところは?

新型コロナウイルスによる経済のダメージの本当に気にすべきところは、やはり実態経済の悪化です。

例えば飲食店での宴会が軒並み中止になる事により、飲食店の売上減は避けられません。

映画館で映画を見る人が減れば、映画の興行収入にも大きく影響してきます。

大きなイベントは中止せざるを得ないので、イベント運営会社は瀕死の状態です。

などなど、実態経済の悪化の例を挙げていけばきりがありません。

リーマンショックの場合は、サブプライムローンの債券がデリバティブに組み込まれていたので、その疑心暗鬼が経済の悪化に繋がりました。

債券の信頼が損なわれた事が経済悪化の原因だったので、債券がどの程度棄損されるのかが分かったところで、市場の混乱は収まる事になります。

しかし、新型コロナウイルスによる経済へのダメージは、実態経済が悪化しており、しかも人が動く全ての場面において制約が生じるので、その影響範囲は計り知れません。

ブラックマンデーの原因についても色々な事が言われていますが、アメリカで発生していたスタグフレーションを解消するためのレーガノミクスが原因であるなど、金融面での動きが原因であるという見方が大勢を占めています。

今回のコロナウイルスによる景気後退は、人々の経済活動そのものが直接シュリンクするので、経済への影響はこれまでの不景気とは次元が異なるものと考えるべきでしょう。

本当に気にすべきところは、株価の下落などではなく、私たちの経済活動が著しくシュリンクしているところです。

飲みに行くのを止めたり、ライブを見に行こうと思っていたのが中止になったりという事があなたの身の回りでも普通に起こっているはずです。

3 新型コロナウイルスの経済へのダメージによって私たちの生活はどう変わるのか

新型コロナウイルスの経済へのダメージによって、絵に描いたような景気の悪化が起こると考えられます。

企業の業績が悪化し、その結果個人の給与が減る事になります。解雇される人も既に出ています。その状況下では間違いなく個人消費が減るので、さらに企業の業績が悪化します。

個人の生活という面をもう少し詳しく見てみると、給与が減るし出かける機会も減るのであまりお金を使わずに自宅で過ごすという行動をとる人が増えます。

給与が減った不安から、生活費に使って余ったお金があっても貯蓄にまわす人が増えるでしょう。

まさに典型的な景気悪化の循環が予想されます。

生活に必要なぎりぎりのものを確保し、家でできるあまりお金のかからない娯楽を楽しむという生活がすぐそこまで来ています。

4 新型コロナウイルスの経済へのダメージは史上最悪のものになるのか

身も蓋もないですが、これは新型コロナウイルスの世界的な収束がいつになるかによるので、誰にも分かりません。

既に新型コロナウイルスは中国国内では収束に向かっているという発表が中国政府からありましたが、それが一時的なものなのか、更なる拡大があるのかは誰にも分かりません。

仮に本当にこれで中国の新型コロナウイルスの新規患者の発生が収束するのであれば、全世界でもそう遠くないうちに収束に向かうと考えられます。

その場合は、次の流行期の前にワクチンを開発するなどの対策をとれば、経済へのダメージはそれほど大きなものにはならないで済むと思います。

最悪のシナリオは、世界各地で新型コロナウイルスの感染者がどんどん増え続ける場合です。

その場合は全世界の経済活動が大きくシュリンクし、しかもそれは実態経済が直接的に悪化するものであるため、世界の街中に失業者が溢れる史上最悪のものになると思います。

5 新型コロナウイルスの経済へのダメージを減らすために私たちができること

これは耳にたこができるほど聞いていると思いますが、まずは自分自身が新型コロナウイルスにかかからないようにしっかり対策する事です。

手洗いをしっかりする必要があります。また、今は建物の出入口に消毒用アルコールを設置しているところも多いので、消毒用アルコールを使って手指を消毒しましょう。

また、不用意に大勢の人がいるところに出かけると感染の危険性があるので、できるだけ大勢の人のいるとことには行かないようにする対策も必要です。

大阪のライブハウスでクラスターが発生したのは記憶に新しいところです。

新型コロナウイルスによる経済へのダメージを減らすためには、形を変えて経済活動を維持する事が大切です。

例えば、商談はオンラインでもできます。このような状態で直接会った事のない奴から商品は買わんみたいな昭和な事を言う人はあまりいないと思います。

大勢でカラオケに行くのは感染の危険性がありますが、普段一緒に生活をしている家族でカラオケに行くのであれば問題ないはずです。

外食も、席を離して配置するなど、感染に配慮してくれるお店も増えてきています。

映画館に行けないなら、いっその事ホームシアターの機器を買ってしまったりというのもありかもしれません。

何の事はなく、感染予防をしっかりしながら今までとは形を少し変えて日々楽しい生活を送れば、普通に経済はまわるはずです。

テレワークするなら、鉄道会社は儲からなくなるかもしれませんが(鉄道会社は滅多な事では潰れないので我慢してもらいましょう)、通勤に使っていた時間を生産的な時間に使う事だってできます。

こんな感じで、普通に楽しく過ごす事が経済へのダメージを減らす事に繋がります。

何とかみんなでこの新型コロナウイルスの危機を乗り切りましょう。

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