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ダムの緊急放流で避難が必要な理由

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台風19号の上陸で、神奈川県相模川の城山ダムが緊急放流を検討していることが発表されました。 あまり聞きなれない緊急放流という言葉ですが、なぜ緊急放流をしないといけないのでしょうか。避難が必要というならば放流をしなければいいとも考えられるのですが、それでも、避難をしてでも放流する理由とは何でしょうか。

この記事では、ダムの基本的な放流の理由と今回の緊急放流について記載していきます。
 

1 ダムの放流は洪水調整のため

ダムは洪水を防ぐためにその為の水を全て貯め込むためにあるものだと思いがちですが、それは誤りです。多くのダムの場合、大雨が降ってダムに貯め込む水の量が増えても、下流の川が溢れない程度の水量であれば、そのまま流すことになっています。
しかし、下流の川が溢れ洪水が発生するような水量に増え続けると、ダムは下流で洪水が起こらないように放流の水量を絞ります。これが洪水調節といわれるダムの機能です。

2 洪水調整の限界を超えてしまう場合、緊急放流

通常、大雨が予想される場合事前に多めに放流を行ってダムの水位を下げておき、洪水調整の幅を大きくしておくのですが、それでも予想外の大雨が発生した場合、またそもそもダムの貯水量で調整できないほどの大雨が発生した場合、ダムの決壊を防ぐため、やむなく多くの水の放流を行うことになっています。ダムの決壊が起こった場合、洪水調整機能が全て失われてしまいますので、そうなってしまうよりは洪水が発生しても放流を行う方が合理的な判断ということです。
 

3 洪水が発生する可能性があるので緊急避難が必要

大雨の際に大量に放水を行うと、ある意味、人為的に洪水を発生させる(発生させざるを得ない)状況となり、人命救済のために下流の住民に避難勧告を行うこととなります。
今回の城山ダムの緊急放流については、もっと事前にダムの水量を減らして調整できなかったのか等の指摘もあるようですが、ダムの貯水量の限界もあり、また自然が相手の事象だけになかなか厳しかったのではないでしょうか。

4 まとめ

まとめると。大雨の際、
・ダムは洪水対応のため放流を行い下流の水量を調整する
・緊急放流はダムの決壊を防ぐために行う処置
・緊急放流を行うと下流地域では洪水の可能性が高くなるため、避難勧告を行う
となります。
 

5 まとめ

まとめると。大雨の際、
・ダムは洪水対応のため放流を行い下流の水量を調整する
・緊急放流はダムの決壊を防ぐために行う処置
・緊急放流を行うと下流地域では洪水の可能性が高くなるため、避難勧告を行う
となります。
 

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