RanQ


萩野公介「無期限休養」で4月の日本選手権は欠場

  • Thumb 1381271
  • 1
  • 35View

 

競泳の2016年リオデジャネイロ五輪400メートル個人メドレー金メダリストの萩野公介(24)=ブリヂストン=が15日、今夏の世界選手権代表選考を兼ねた4月の日本選手権(東京・辰巳)を欠場するとマネジメント会社を通じて発表した。

モチベーションの維持の難しさなどを理由に挙げており、現在は練習も行っていない。20年東京五輪を目指すことには変わりないが、スケジュールは白紙で世界選手権も事実上断念。五輪前年に“無期限休養”する異例の事態となった。

この日午前に、日本選手権出場を見送ることを発表した。「理想と現実の結果の差が少しずつ自分の中で開いていき、モチベーションを保つことがきつくなっていきました。今は競技に正面から向き合える気持ちではない」などと、苦悩をにじませる言葉が並んだ。

日本選手権は代表選考会を兼ねる。欠場なら金メダル獲得で東京五輪代表に内定する7月の世界選手権(韓国・光州)への切符も取れない。復帰時期は未定で、実質的な“無期限休養”となる。

16年リオ五輪では、400メートル個人メドレーで4分6秒05の日本記録をマークして金メダリストになるなど、3つのメダルを獲得。だが、その後は順風満帆ではなかった。同年9月に、五輪前年に骨折した右肘を手術してから不振に。金を取った400個メでは、好タイムの目安とされる4分10秒切りすら一度もない。2月のコナミオープンの同種目予選では4分23秒66と自らの日本記録から17秒61も遅れた。病院で血液検査も受けたが、異常なし。原因を精神面に求め、2月中旬からのスペイン合宿も回避していた。

 

 日本選手権は、白血病で闘病中の池江璃花子(18)=ルネサンス=も欠場が決まっており、男女のエースが不在。萩野の関係者は「東京五輪を諦めたわけでは全くない」と、あくまで来年を見据えた上の決断と説明した。平井氏は日本選手権に出ず、世界選手権代表2次選考となる5月のジャパンオープンだけに出て代表となることは「普通はない」とした。五輪代表入りには、来年4月予定の日本選手権での一発勝負となる。「自分の心ともう一度しっかり向き合いたい」と萩野。天才スイマーが厳しい現実にあえいでいる。