英語のテスト対策 問題の解き方を知って勉強を効率化! 語彙力編その② | RanQ [ランク]

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英語のテスト対策 問題の解き方を知って勉強を効率化! 語彙力編その②

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    大学時から学生に向けた英語と現代文の学習、諸々の文章の作成の指導をしてきた経験を生かし、学習や学びのお手伝いを多くしている。
    現在は、学生に限らず英語学習や文章作成などの指導を行う。

    これまで多くの方と接し、様々な悩みや課題に向き合って、解決策を提案してきた経験から、学んでいる方本人がもっと楽に楽しんで取り組める方法はないか、その方が学びを続けていくために、その点を大切にしながら日々...
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語彙力編そのでは

 

「言葉の意味を知っているか?」

「品詞を知っているか?」

「語法(=言葉の使われ方)を知っているか?」

 

これらのことが英語のテストでは測られることをお伝えしました。

 

英語のテスト対策 問題の解き方を知って勉強を効率化! 語彙力編その

http://ranq-media.com/articles/11450

 

そして、語彙力編そのに続いて、もう少しだけ

「言葉の意味を知っているか?」についてお話ししたいと思います!

1 「英単語の意味を覚える」→「得点につなげる練習」が必要

 

言葉を知っていることが、英検や大学入学試験には求められます。

なぜなら、知らないとその先には進んでいけないからです。

 

そして、なによりも大事になるのが

 

「どうやって受験者の語彙力を測るのか??」

 

英語と日本語訳を並べて、意味が正しくなるように組み合わせるのか?

英語や日本語の書き取りをしてテストしてみるのか?

いくつか言葉を並び換えて、文を完成させられるかどうかでテストするのか?

....etc

 

このようにいくつかの測り方が生まれてきます。

ですから、「英単語の暗記」=「すぐに得点になるわけではない」ことも事実なんです。

 

ここで、「問題を解く」という練習が必要になってくるわけです。

 

今回も、苦手意識を持たれやすい表現を基に、

テストに向けて、覚えた英単語をどのように問題に反映していくのかを見ていきますね!

2 ~~練習問題~~

 

次の(    )に当てはまるものを、以下のA.B.C.Dから1つ選びなさい。

 

“Well, I think if it’s a choice between a job and the satisfaction at college, you (    ) take the job.

At least you earn some money.”

 

A.will

B.may just as well

C.can

D.might

 

答えは ↓ ↓

 

..

 

 

….

 

答え.B

3 ~~問題解説~~

 

 

これは、少し意地悪な問題かもしれませんね。

“At least you earn some money”がけっこう大事なんです。

 

まず、問題の解説をして、その後に大事な言葉の説明をしますね。

 

 

“Well, I think if it’s a choice between a job and the satisfaction at college, you (may just as well) take the job.

At least you earn some money.”

「それじゃあ、もし大学が仕事か自分の満足のためかの選択だっていうなら、君は仕事のためを考えた方が良いよ。

少なくとも、いくらか収入を得られるからさ」

 

 

“well”=それじゃあ。(“crutch word"と呼ばれる、特に意味を持たない言葉。日本語の「相づち」に当たる)

“if ~”=もし~なら

“choice”=選択(“choose”「選ぶ」の名詞形)

“between A and B”=AかBか

→A=“a job”「仕事」, B=“the satisfaction”「満足」

「仕事のためか満足のためか」

ここでは、“at college”「大学で」があるため、「大学にいる意味」という意味になる。

“take the job”=仕事を取る

 

この問題では、“take the job”「仕事を取る」に対して、

 

A.仕事を取ることになるだろう

B.仕事を取った方が良い

C.仕事を取ることができる

D.仕事を取っただろう

 

上記のどれが文脈に沿うかを問う問題なんです。

 

A.will

“will”は「事の成り行き」を「~すれば~~になるよ」と述べる言葉。問題文は、今後の成り行きについて考えを話している文だが、

“At least you earn some money”に、“will”(こうなるよ)や、“can”(こんなことが起きるかもよ)という予測の助動詞が入っていないので、不正解。

“you take the job”も、“At least you earn some money”も、事の成り行きの結果であるから、両方の文は同じように助動詞が入っていないと、意図がおかしくなってしまう。

 

B.“may as well ~”=「~した方が良いよ」の意味で合致している。この問題では、このイディオム(熟語)に、強調の“just”が入っている。

 

C.→Aであるのと同じ理由で不正解。

 

D.might

→”might”をここで用いるなら、「仮定法」として仮のお話しをしていることになる。

ただ、“At least you earn some money”が「直説法現在形」であるから、仮定法としては前後関係がチグハグになってしまい

この点、Aと同じ理由で不正解。

 

これから、覚えていなければならない大事な言葉の説明をしていきますよ。

4 言葉はイメージと一緒に覚えるのがベスト

 

[3]でお伝えした解説に続いて、上の問題に際して覚えておくべき似た言葉を、ご説明しますね!

 

“may well ~”「~するのも当然だ」

“may as well ~”「~した方が良い」

“might as well ~”「~した方が(まだ)マシだ」

 

上の問題には直接関係ありませんが、これらをしっかり区別して覚えていることが、テストで安定して得点を取るためには必要なことです。

当然、言葉を知らなければ上記の問題にも対応できなくなってしまいます。

 

“may well ~”「~するのも当然だ」

 

“may”=仮の予測や考えを述べる言い方(仮定法)

「~なるんじゃないかな」というニュアンスを加えるのもで、特定の日本語には当てられない。

“well”=「十分」

 

 

“may”(仮に) + “well”(十分)

「仮の話だけど、十分~すると思う」

「~するのも当然だ」

 

“may as well ~”「~した方が良い」

 

“may”=上と同じ

“as well ~”=~する方が良い

“as well A as NOT A”(比較級)の省略が基になっている表現。

 

[例]

“You as well ask your co-worker as not ask your co-worker.”

「あなたは、同僚に頼む(“ask co-worker”)方が、同僚に頼まない(not ask co-worker)より良いよ」

 

こんな比較のイメージで、「しない方が良いこと(NOT A)は、文脈的に暗黙のうちに分かっている」ので、“as well ~”の形で、「~した方が良いよ」と表現が定着したんです。

 

 

“may” + “as well”

「仮の話だけど、(~しないよりは)~した方が良い」

「~した方が良い」

 

“might as well ~”「~した方が(まだ)マシだ」

 

“might”=「“may”より、もう他に選択肢がないからしょうがなく」というニュアンス

現在表現の“may”が、過去(より気分的に遠回しな表現)の“might”になっている。

「“as well ~”=~する方が良い」と比べて、他にどうしようもなくてそうする、という消極的な表現ですね。

 

[例]

“We might as well have something we don’t like to eat as have nothing to eat.”

「わたしたちは、食べるものが何もないよりも、嫌いでも食べるものがあった方が(まだ)マシだ」

 

“may”と“might”では、“as well”(~する方が良い)への思い入れが変わってくるんですね。

5 「英単語の意味を日本語で覚える=得点になる」のではない

 

[2]の問題は、紛らわしい問題です。

 

何となく、選択肢一つ一つの言葉が文に入ったらどんな意味になるのか?想像できるかもしれません。

しかしこれは、「言葉の意味を知っているか?」に加えて、典型的な「助動詞」「仮定法」の理解を問う問題です。

この問題には、「日本語で意味を丸暗記」しているだけでは対応できないです。

「言葉の使われ方」まできちんと理解している必要があるんです。

 

このように、英語の試験や問題では、

「意味を覚える」ことは「言葉の使われ方まで覚える」ことを求められます。

 

もちろん、例えば大学入学試験では、受験をする学校の傾向として「単純暗記」を問う傾向が強い学校もあります。

 

ただ、ここでお伝えしたいことは、

1問を安定して取っていくためには

 

“may well ~”「~するのも当然だ」

“may as well ~”「~した方が良い」

“might as well ~”「~した方が(まだ)マシだ」

 

これら3つを理解していなければならないということです!

 

なぜなら、テスト本番では「どれが出題されるか分からない」からです。

 

ですから、あなたがテストに向けて勉強する際には、1問をしっかり正解するために、他にいくつかのポイントも押さえなければいけないということを覚えていて欲しいのです。

 

[3]の解説では、英単語の意味以外に、文法事項についてもいくつかお話をしました。

 

テストに向けて勉強する時は

 

「覚えた単語を得点に結びつける」

 

このことを、ぜひ頭の片隅に置いて臨んでいただきたいと思います。

問題を添えてご説明してきましたが、ぜひ、あなたの勉強に生かしてみてくださいね!

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大学時から学生に向けた英語と現代文の学習、諸々の文章の作成の指導をしてきた経験を生かし、学習や学びのお手伝いを多くしている。
現在は、学生に限らず英語学習や文章作成などの指導を行う。

これまで多くの方と接し、様々な悩みや課題に向き合って、解決策を提案してきた経験から、学んでいる方本人がもっと楽に楽しんで取り組める方法はないか、その方が学びを続けていくために、その点を大切にしながら日々...
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