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経営者はビジネス書を参考にしてはいけない

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書店に訪れるといつの季節もビジネス書の新刊が賑わっている姿を目にすることができる。

『一流ビジネスマンは〇〇しない』だとか、大体の内容は一緒だ。中身は薄っぺらいものから良書と呼ばれるずっと受け継がれてきたものまで様々である。

 

とはいえ、良いものから悪いものまで、企業は、経営者はこれらを一切参考にすべきではない。

なぜならば、ビジネス書で目指すべきとされているような企業というのはGoogleやトヨタのようなほぼ100点満点の企業で、100点満点を目指すのが前提になっているからだ。
世の中においてこのほぼ100点満点の企業はどれだけあるだろうか。多くて0.001%くらいではないだろうか。

100点満点を目指すべき企業となるともう少し多いかもしれない。それでも、1%やそこらのはずだ。

 

企業経営において目的は様々であるが、多くの場合それはベストの点数を取ることではない。

実際のビジネスにおいて80点もとれれば大儲けできるし、最短で60点を目指すのも悪くない。60点を堅実に取るための方法が最重要になるのがほとんどの企業においてではないだろうか。

 

メジャーリーグでサイ・ヤング賞(各リーグで最も優れた投手に対して贈られる賞)を取るためには、100マイルのファストボールをアウトローにバンバン決め、打者がのけぞるようなブレーキングボールを投げる必要がある。さらに球種は3つ4つ必要かもしれない。

では、少年野球でピッチャーを目指す子供にそれを要求するだろうか。まずはまっすぐ軸足で立って、ストライクゾーンに安定して投げ入れるのが先だ。球種はストレートだけで良い。無理に変化球を投げると故障するだけかもしれない。(実際、少年野球では故障などの懸念で変化球は禁じられている。)

 

ビジョナリーカンパニーを参考にして、それらのようであることを自身に強いることは、それと同じことだ。

ビジネス書はあくまで理想論でしかなく、自分のやるべきことで頭を占めるべきである。

 

 

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