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VALUやTimebankなどのサービスがキャズムを超えるための1つの条件

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今この時代はすごく面白い時代だ。インターネットで常にあらゆることが巻き起こっている。
その中でも大きな変化というのが、個人の時代がきているということ。個人が情報を発信できるし(昔は、マスメディアがほぼ全てだった)、それがスターダムを駆け上がるきっかけにもなりうるということ。

Instagramなんかを見れば話は早い。そこら中に、モデルのような素人がいる。これは、一般人でも、モデルになりうる可能性が出てきたということだ。SNS上に自己表現する場がある。そして、そこで人気を掴めば、テレビに出たり大きな活躍ができる可能性がある。
Instagramに自撮りを上げる女性たちは、『モデル気取り』かもしれないが、いつか気取りがとれて、本物のモデルと肩を並べる日が来ないとも言い切れない。

昔は、モデルになろうと思ったらオーディションに応募したり、スカウトをされたり、少なくとも権威のある大人に認められるしかなかった(入り口は一部だった)。それが、今はどこにでもチャンスが転がっている。周りからの評価、ユーザーからの評価を得ることでできることはものすごく大きくなった。それは間違いない。

 

そんな社会を評価経済とか言ったりして(厳密には経済つまり金銭的なメリットを得られることを特に指している場合が多い)、ライブ動画とかサロンとか個人が活躍できるようなサービスはたくさんあるけど、そのような個人をエンパワーメントするサービスには1つの壁がある。

 

それは、もともと知名度がある有名人しかうまくいかないサービスはスケールしないということだ。
事実、多くのサービスは、もともとSNSなどで名を上げている人がさらにファンとコミュニケーションの機会をもったり、売上につなげるために使われている。

じゃあ、無名の人がオンラインサロンをやったら人が集まるかというとそうではない。「SNSとかでファンをつけてからまた来てね」という形になっているわけである。
これをもっと言い換えると、もともと力のある有名人がその空間を占めているということだ。そこに無名の(未来の)スターが入り込む余地はない。

 

無名の人が、エンパワーメントされるか、有名になれるか。ここがキャズムを超えるかどうかの一つの壁になる。

 

メタップス社の出したサービスとか含め、色んな個人をエンパワーするようなサービスが出てきていて、インフルエンサーはとりあえず試したりする。
その中で、真新しさがあればわりと初速はつく。これは間違いない。それでうまくいったのがVALUとかなわけである。VALUは実際面白い、投機性もまた魅力につながるスパイスである(ここでは法律上の問題とかそういうのは置いておく)。じゃあ、今VALUで活躍している人はどんな人たちだろう。もともとフォロワーのある人ばかりだ。そして、そこに熱狂的なファン(信者)が入ってくることで神輿を担いでいるような状況だ。

『頑張る人を応援したい』サービスであっても、これから頑張るぞという人がVALUで名を上げることは多分ない。

 

問題はただの一般人が成り上がれるか、ここでその後伸びるか(一般層も入って来てキャズムを超えるかどうか)が決まる。

もちろん、インスタ更新してたからってモデルになれる可能性なんてまあほぼ存在しないのだけど、『もしかしたら…』っていうのが片隅にあることでユーザーは熱狂することができるわけです。 だからこそインスタのいいねのために人生懸ける人が出てくる。その熱狂が伝播していく。

これがキャズムを超えるサービスの仕組みだ。

 

 

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