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自己責任論がいつまでも平行線になる理由

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『あなたの成功はあなたの努力のおかげだろうか、それとも運だろうか』

『あなたの失敗はあなたの実力不足のせいだろうか、それとも運だろうか』

 

個々人の成功や失敗、社会的地位や功績について、それを本人によるものであるとする考え方を一般的に自己責任論と呼ぶ。
それに対して、『僕がこうなっているのは社会のせいだ、たまたまだ』とするような考え方をしている人は『なんでも人のせいにするやつ』とか呼ばれる。

少なくとも一つ言えるのは、自身の人生において全てが社会や運の性なんてあり得ないし、一方で全て自分の努力のおかげなわけもない。
つまり、内的要因(本人の努力や才能)と外的要因(家庭環境や運、時代)の2つが常に存在する。

 

自己責任論争というのは、否定派はこの画像のように環境含む運の要因が大きいと考えており、肯定派(自己責任派)は運の要因などほぼゼロであると考えているため、平行線になる。うまくいけば自分のおかげ、逆なら環境のせいだと思う自己肯定バイアスが働くためより話が進まない。

 

 

http://www.healthline.com/hlcmsresource/images/topic_centers/osteoarthritis/642x361-6-Finger_Lift.jpg

自己責任論を認められない負け組の浅ましさ

 

このような記事を書いたが、正直各個人の人生において外的要因の影響は非常に小さいのでないかと思っている。特に、運の影響は小さいのではないだろうか。

 

スタートアップの世界には、連続起業家(シリアルアントレプレナー)と呼ばれる人種がおり、事業を何度も立ち上げて何度も成功しているケースがある。例えばTwitter社のCEOジャック・ドーシーは同時にSquare社のCEOも務めている。どちらの企業も株式上場をしており、一流の企業だ。そのどちらも立ち上げて(厳密にはTwitter社の方はまだTwitterという名前ですらない初期にジョインした)、ここまでに至っているのである。

ジャック・ドーシーのような異常な成功例は別として、連続起業家がたくさんいる以上、運だけの要因が起業に絡んでいるのではないことは明らかだろう。彼らは運ではなく実力で何度も成功を収めている。

 

 

間違いなく言えることは『成功者は運がいいだけだ』と思うほどに自身の成功からは遠ざかるので、どちらが正しいかは置いておくとして、成功したいなら『運なんか関係ない』と思った方がいい。 運のせいにしてうまくいくことはまずない。

人間は、自分のコントロールできないものを運と捉える傾向にあるので、より能力があり望ましい選択肢を選べるものほど実力(自分でコントロールした)と考え、選択肢を判断する能力のないものほど運(コントロールできなかった)とみなすということが起こる。

 

 

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