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タラバガニとズワイガニ、毛ガニの違い この冬食べるならこれ!

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タラバガニとズワイガニ、毛ガニ

突然ですがタラバガニとズワイガニ、毛ガニの違いをすぐに説明することはできますか?日本の冬の名物であるカニですが、食用のカニだけでも数十種類もあるのをご存知でしたか?今回はその中でも3大人気のカニであるタラバガニとズワイガニ、毛ガニの違いと調理の方法からゆで方、むき方と今年カニを美味しく食べる方法をお届けしますね!

1 タラバガニとズワイガニ、毛ガニを比べてみた

冬の味覚の代名詞とも言えるカニ。その中でも特に人気のカニと言えば「タラバガニ・ズワイガニ・毛ガニ」と3つの内のどれかを思い浮かべる方がほとんどではないでしょうか?

一般的には「カニ」と一括にされてはいるものの、この3種類のカニは見た目や味なども大きく違います。せっかくカニを食べるのに好みの味や特徴を知っておきたくありませんか?

タラバガニ、ズワイガニ、毛ガニを徹底比較しあなたがカニを満喫して食べれるような情報を網羅してご提供します。

タラバガニの特徴

大きくて脚が太い。もっとも美味しいと言われる時期は4、5月と9、10月です。味は海老に似ていると感じる人もおり、食感はプリプリで何と言っても食べ応えが抜群。タンパクな味をしていることから、塩ゆでやカニ鍋に向いている。

ズワイガニの特徴

小さ目の甲羅で細い脚。身は独特の甘みがあり繊細な味でみずみずしい、カニ味噌は濃厚。カニしゃぶや茹でガニなど刺し身など、カニの味を活かせる食べ方が適している。

毛ガニの特徴

甲羅は大きい方では無いが脚は太い。日本国内で獲れた毛ガニの美味しい時期は12月から2月頃、オホーツク海で獲れた毛ガニは4月から7月。身の旨味も十分にあるが、何より濃厚なカニ味噌の味にファンが多い。蒸しガニ、焼きガニや塩ゆでにするのが代表的な美味しい食べ方。

2 タラバガニとズワイガニ、毛ガニをもっと比較と見分け方

まずはそれぞれのカニの特徴を比較してみましたがここでは生物学的な観点も踏まえてカニの見分け方をご紹介します。毛ガニはサイズや毛ですぐに見分けがつきやすいですがズワイガニとタラバガニはよく似ているので足の本数などでみわけてみましょう。

タラバガニは8本

タラバガニはトゲトゲの甲羅を含め身体そのものも大きく、4対8本のとても太い脚を持ちます。

ズワイガニは10本

ズワイガニの甲羅はツルッとしていて大きくもありません。5対10本の脚が持ちますが、細めの脚をしており太さではタラバガニには及びませんが細いながらも長さがあります。

毛ガニは10本でずんぐり

毛ガニはズワイガニと同じく5対10本の脚を持ち、身体自体は小さめでずんぐりとしています。脚の太さはタラバガニに匹敵します。また短く硬い毛がびっしりと生えおり、名前の由来にもなっています。

3 カニの味と食べられる部位

タラバガニとズワイガニ、毛ガニそれぞれに食べれる部位と味の違いがはっきりしています。冬と言えばカニですから刺身や鍋といろいろな食べ方があるのでそれぞれのカニの味の違いを見てみましょう。

タラバガニはタンパク

タラバガニの味はタンパクです。ですが、太い脚から想像できる通りたくさんのプリプリの身が詰まっていて食べ応えは抜群です。カニを食べる時にはカニ味噌を楽しみにしている方も多いかも知れませんが、タラバガニのカニ味噌は少なくゆでても固まらないので食べるには適していません。

ズワイガニは甘い味とカニ味噌

ズワイガニは多くの方がカニの味として想像する「カニらしい味」をしています。甘みも強く繊細でカニを味わいたいという期待に答えてくれます。カニ味噌も濃厚ですので身とカニ味噌の両方の味を存分に味わうことが出来ます。

毛ガニは濃厚で旨味も楽しめる

毛ガニはタラバガニとズワイガニの良さを併せ持つと言えるかも知れません。太い脚に詰まった身は食べ応えと旨味の濃さの両方が十分にあります。さらにカニ味噌も濃厚で量もありますので、甲羅自体は小さめですが高い満足感を得ることが出来ます。

4 カニの分類・産地・価格

実は同じカニと言っても生物学上はヤドカリやカニ科で細かく別れるのをご存知でしたか?また産地によっても呼び名や大きさも異なることがあるのです。

タラバガニはヤドカリ上科

タラバガニは生物学的分類ではヤドカリ上科であり、ロシアやノルウェーなど北海道よりも北が産地となります。価格は1パイ2000円から10000円ほど。花咲ガニはタラバガニの中間であり希少で高値で取引されています。

ズワイガニはケセンガニ科

ズワイガニはケセンガニ科、アラスカやオホーツクが産地。1パイ1000円から5000円程度で売られています。産地によって「越前ガニ」や「松葉ガニ」と呼ばれるが、これらのカニはブランドになっており高値が付けられることが多くあります。

毛ガニはクリガニ科

毛ガニはクリガニ科で、アラスカや日本海で獲られています。3000円から10000円ほどで1パイが売られていますが、カニの中では最高値と言われています。

5 タラバガニとズワイガニ、毛ガニのゆで方

同じ「カニ」なのだからゆで方も同じと思っていませんか?
確かにお湯を沸かす→カニを入れゆでる→水洗いするという工程には違いはありませんが、湯に入れる塩の加減やゆで時間の他に、ゆで上げた後の処理に若干の違いがあります。

カニの大きさや好みによって、ゆで方は変わりますが基本としてのそれぞれのゆで方をご紹介します。

タラバガニのゆで方

1.沸騰した湯の中に塩を入れる。

塩加減は1リットル辺り15グラム程度。
湯の量はカニ全体が浸かるくらい。

2.タラバガニをゆでる

再度、湯が沸騰してから甲羅を下向きにしてカニを入れゆでる。ゆで時間は2キロから3キロで20分ほど、4キロ前後で25分ほどが目安。

3.タラバガニを氷水で水洗いする

ゆで上がったタラバガニは氷水に入れて数分過ぎてから軽く水洗いをしてください。※タラバガニのカニ味噌は痛みやすいので内臓と共に出荷時に洗い流されている場合が多くあります。

内蔵を抜き取っていないタラバガニを茹でる場合は、カニ味噌が流れ出ない様に甲羅を下向き(腹が上)にして、落し蓋をしアクを掬いながらゆでる様にしてください。

タラバガニのカニ味噌はゆでても固まりにくい性質なので洗い流してしまうことが一般的です。ご自身で内蔵を抜き取るには、「ふんどし」と言われる甲羅の腹側の白い部分から道具を使い内蔵を掻き出し水を流し込み洗い流してください。

ズワイガニのゆで方

1.沸騰した湯の中に塩を入れる。

塩加減は1リットル辺り15グラム程度。
湯の量はカニ全体が浸かるくらい。

2.ズワイガニをゆでる

再度、湯が沸騰してから甲羅を下向きにして軽く水洗いしたカニを入れゆでる。甲羅を上向きにしてしまうとせっかくのカニ味噌が流れ出てしまう可能性が大きくなります。ゆで時間は1キロ前後で20分ほど、2キロ前後で30分ほどが目安。

3.ズワイガニを水洗いする

ゆで上がったズワイガニを軽く水洗いをしてください。
氷水に入れることによって身が引き締まり殻から身をむきやすくなります。

毛ガニのゆで方

1.沸騰した湯の中に塩を入れる。

塩加減は1リットル辺り35グラムから40グラムとタラバガニやズワイガニよりも塩の量が多めなので注意してください。
湯の量はカニ全体が浸かるくらい。

2.毛ガニの甲羅を下にしてゆでる

再度、湯が沸騰してから甲羅を下向きにしてカニを入れゆでる。

この時に甲羅を上向きにしてしまうと蟹身氏が流れ出てしまいますので、腹を上にする様にしてください。ゆで時間は1キロ前後で20分ほど、2キロ前後で30分ほどが目安。

3.毛ガニを軽く水洗いする

ゆで上がった毛ガニは氷水に入れて数分過ぎてから軽く水洗いをして完成です。氷水に入れることによって身が引き締まり殻から身をむきやすくなります。

6 タラバガニとズワイガニ、毛ガニのさばき方

どのカニかによって細かなさばき方は変わってきますが、大きな流れとしては脚を切り離してからふんどしを取外す。
そして甲羅も外してしまえばOKです。カニのバラし方と言われると難しそうにも感じますが、実際の工程はそう多くはありません。

タラバガニのさばき方

1.タラバガニの脚を切り離す。

脚同士の間隔を大きく取れる様に広げてから、脚の根本付近の関節部に包丁やハサミを入れ切り離します。関節部は甲羅などと違い柔らかいのでキッチンバサミでも問題はありません。

2.ふんどしを取り外す。

腹部分にある、ふんどし(前かけ)に親指を引っ掛けるようにして取り外す。硬い場合は、道具で叩くなどすると取り外しやすくなります。

3.甲羅を取り外す。

ふんどしがあった場所から親指を入れ引っ掛け、甲羅を外す。

4.えらを切り取る。

タラバガニのえらは食べられませんが、毒があるわけでも無く付いたままであっても問題はありません。ですが、食べるのに邪魔になる様でしたら取り除いておくと良いでしょう。

5.足やツメの殻に切り目を入れておく。

切り目が入っていると、とても身が出しやすくなります。

ツメの殻は特に硬いので、ハサミなどで切り目を入れる際にケガをしない様にご注意ください。タラバガニのふんどしの中にも身が詰まっていますので、切り目を入れておいてください。

ズワイガニのさばき方

1.ズワイガニの脚を切り離す。

甲羅を下(腹を上)に向け脚の根本の関節部分に包丁やハサミを入れて切り離す。関節部分は柔らかいのでキッチンバサミでも、あまり苦労せずに切り離すことが出来ます。

2.ふんどしを取り外す。

腹部分にある、三角形の形をしたふんどし(前かけ)に親指を引っ掛けるようにして取り外す。硬い場合は、ハサミなどの道具で叩くなどすると取り外しやすくなります。

3.甲羅を取り外す。

ふんどしがあった場所から親指を入れ引っ掛け、甲羅を外す。

この時、注意しないとカニ味噌が流れ出てしまう可能性があります。甲羅を下にして作業をする様にしてください。外した甲羅にカニ味噌を移しておくと後の作業が行いやすくなります。

4.えらを切り取る。

ズワイガニのえらは食べられませんが、毒があるわけでも無く付いたままであっても問題はありません。ですが、食べるのに邪魔になる様でしたら取り除いておくと良いでしょう。

5.足やツメの殻に切り目を入れておく。

切り目が入っていると、とても身が出しやすくなります。ツメの殻は特に硬いので、ハサミなどで切り目を入れる際にケガをしない様にご注意ください。

毛ガニのさばき方

1.毛ガニの脚を切り離す。

甲羅を下(腹を上)に向け脚の根本の関節部分に包丁やハサミを入れて切り離す。関節部分は柔らかいのでキッチンバサミでも、あまり苦労せずに切り離すことが出来ます。

2.ふんどしを取り外す。

腹部分にある、三角形の形をしたふんどし(前かけ)に親指を引っ掛けるようにして取り外す。硬い場合は、ハサミなどの道具で叩くなどすると取り外しやすくなります。

3.甲羅を取り外す。

ふんどしがあった場所から親指を入れ引っ掛け、甲羅を外す。この時、注意しないとカニ味噌が流れ出てしまう可能性があります。甲羅を下に向けて作業をする様にしてください。

また、外した甲羅にカニ味噌を移しておくと後の作業が行いやすくなります。

毛ガニの甲羅の内側に張り付いている白い薄皮も食べれますので、捨てない様にしてください。

4.えらを切り取る。

毛ガニのえらは食べられませんが、毒があるわけでも無く付いたままであっても問題はありません。ですが、食べるのに邪魔になる様でしたら取り除いておくと良いでしょう。

5.足やツメの殻に切り目を入れておく。

切り目が入っていると、とても身が出しやすくなります。
ツメの殻は特に硬いので、ハサミなどで切り目を入れる際にケガをしない様にご注意ください。

7 タラバガニとズワイガニ、毛ガニのむき方

カニを食べる時は誰もが無口になってしまうものです。

慣れていない方の場合はむくのに苦労して、思う様に食べられなかったりすることもありますが正しいむき方を知っていれば、それほど難しいことではありません。

重要なのは殻を外すために切り目を上手に入れること。
特に胴体は入れ方にコツがありますので、食べ慣れた方の動きを参考にすることも大切です。

カニの種類によってのむき方の違いはそれほど大きくはありませんので、どれか1つのカニが上手に食べられば他のカニも苦労せずに食べられるはずです。

タラバガニのむき方

1.関節から2つに切り分けた後、ハサミなどを使って脚に入れてある切り目から殻を剥がすようにして身が見える様にする。

その時、トゲの少ない方からハサミを入れると柔らかく作業がしやすくなります。

ツメは2つに割るように切り、脚の先の部分に関しては袋を開くようなイメージで切ると殻が外しやすくなります。

2.胴体を2つに分け(分けにくい時は包丁やハサミなどで切り分ける)、脚に繋がる部分に切り目を入れるようにして開いていくと身が出しやすくなる。 抱き身と言われる脚の付け根の部分にも身がたくさん詰まっていますので、殻を割る様に切り目を入れてください。

ズワイガニのむき方

1.脚の先の南蛮と言われる先の方を切り落とし関節の2から3センチ下に切り込みを両サイドから入れ引き出すようにすると身を抜き出す。

ツメに関しても同様の方法で身をスルッと抜き出すことが可能です。

2.胴体を2つに分け(分けにくい時は包丁やハサミなどで切り分ける)、脚に繋がる部分に切り目を入れるようにして開いていくと身が出しやすくなる。

抱き身は脚と繋がっていた部分からハサミを入れ袋を開く様にすることによって身が出てきます。

毛ガニのむき方

1.脚を関節部で2つに分けてから、切り目から開くようにして殻を剥がす。

脚の先の部分に関しては袋を開くようなイメージで切ると殻が外しやすくなります。包丁の背などを使い脚の殻を軽く叩くことによって割る方法も簡単です。

2.胴体を2つに分け(分けにくい時は包丁やハサミなどで切り分ける)、脚に繋がる部分に切り目を入れるようにして開いていくと身が出しやすくなる。胴を縦に真っ二つに割くように切っても食べやすくなります。

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食べ物に関することであればなんでも大好きです。