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初心者こそ陥りがち?!資産運用に不可欠な「損小利大」の考え方とは?

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1 資産運用に不可欠な「損小利大」の考え方とは?

投資を初めてまだ長くない皆さん、

「損小利大」という言葉をご存知ですか?

 

一般に、9割の人が負けてしまうと言われる相場のなかで、

1割の勝ち残る人たちは、口を揃えてこれを強調します。

反対の意味を指す言葉で、「コツコツドカン」というものもあります。

 

損小利大とは、

そのままズバリ、「損を小さく、利益を大きくしよう」という意味です。

 

生き残った数少ない投資家からであれば、

もう少し機転の効いた言葉がでてきてもいいものの、

相場に共通して言われるのは、大抵雲をつかむような格言ばかりです。

 

しかし、それでも9割の負け組と、1割の勝ち組は存在する。

これと、損小利大の間に、どんな関係があるのでしょうか。

 

また、「そんなことは、言われなくてもわかっている!」と思った方。

それはおそらく、9割の負け組の人も同じように考えていたはずです。

では、どうして9割の人はそれをわかっていて、同じ結果となってしまうのでしょうか。

 

今回は、そのあたりを説明していきたいと思います。

 

2 なぜ、そんな当たり前のことが重要なのか。

大前提として、多くの人は、まず、重要なことを忘れています。

それは、「こうすればうまくいく」と考えても、

実際にそれ通りにいくことは少ない、ということです。

 

普段の生活ならそれもできたかもしれません。

 

しかし、相場では自分があくせく働いて稼いだ身銭をかけた勝負です。

 

今までの経験で、自分の思い通りになったことがある人ほど、

自信をもって大きな賭けにでやすいものですが・・・

 

冷静に考えてください。

 

今までの人生の中で、自分が何十万、何百万円もかけて勝負したことがあったでしょうか。

 

そして、その勝負を気にしながら、何十日、何百日と過ごしてきたでしょうか。

 

 

しっかり本気で投資と向き合えば、1日で大儲けなんでことはギャンブルでしかないとすぐわかるはずです。

であれば、普通では考えられない心理のなかで、

一般の生活を送りつつ、相場についても冷静な判断をする必要があるのです。

 

そんな経験は、ほとんどの人がしたことがないはずです。

 

従って、こと相場においては、

「こうやればこうなるはず!」という甘い自信でさまよいこんではいけないのです。

 

しかし、往往にして、初心者の皆さんはこれに陥ってしまいます。

 

3 初心者ほど、コツコツドカン。

上でお話しした心境になると、

多くの人が「コツコツドカン」と呼ばれるサイクルに陥ってしまいます。

 

これは、損小利大とは反対に、

小さく勝っていたのに、大きく負けてしまい、トータルで大損というものです。

 

初心者は身銭を切っていることに気が行きすぎてしまったり、

あるいは、最初のうちは利益は少なくていいという考え方をしがちです。

 

「今の資産を少しでも多くする」という考え方に固執してしまい、

利益が出たら、利益が膨らむのを待てずに利益確定をして、

逆に、含み損が出てしまったら、戻るまで待とうとしてしまうのです。

 

しかし、これは初心者がやる大きな間違いです。

 

成功した投資家は、

語弊を恐れずにいえば、それほどずば抜けて高い勝率にはこだわりません。

 

少しずつ何回も負けて、

大きなエモノを待ち続けます。

 

往往にして、初心者は、まだ初心者だからこれでいいと、

これをゆくゆく投資家として大成する基礎だとさえ思ってしまいがちです。

 

ですが、残念ながらこの先に投資家としての成功はありません。

 

4 損小利大を実践するためには?

成功するには、コツコツ負けて、大きく勝つ考え方とその訓練が必要です。

 

実は、人間は、利益による満足よりも、損失を恐れる・拒否する感情の方が強いとされています。

心理学でいうプロスペクト理論というものです。

 

従って、損失を受け入れられないことは、人間として当たり前なのですが、

初心者はそれを性格などに起因していると思っています。

これを心理的に無理に性格を変えようとしたり、

ただ長いことやっていれば損小利大になると思っていると必ずバチが当たります。

 

人間の本能とは真逆の行為をする訓練をしないと、これは乗り越えられません。

そのためには、必ず計画性と客観性を担保してください。

主観的な感情を押し殺す訓練です。

 

その訓練とは、我慢して意図的に1,000回は損切りすることです。

本格的な投資を始める前に、これをやります。

その間の損失は、勉強代です。割り切ってください。

 

とはいえ、1000回負けるのですから、チリも積もれば…ということで、

1回あたりの損失を少なく終わらせるため、

非常にすばやい損切りをすることになるでしょう。

 

この、条件反射的、

あるいは機械的な損切りが、ゆくゆく投資で成功する最低限の身構えとなり、

収益を待つ胆力が鍛えられるのです。

 

逆に、これを経験しないと、

いつまでたっても利益を伸ばすまで待ちきれずに、

少ない利益で確定してしまったり、

逆に塩漬けすることになります。

 

これは、成功した投資家は

どういう経路であれ必ず通ってきた道だと考えてください。

5 まとめ

以上、損小利大の重要さ、実践することの難しさ、またどうやればできるかを説明してきました。

 

初心者のうちにこれを知っておき、

実践しておかないと、じわじわ負け続けて、

元手を許容できないところまで溶かした後に、

相場から撤退していく、という鉄板の流れになります。

 

最初から損を見込んで、勉強代とする、というのは難しいことではありますが、

1割の考え方を実践するというのはそういう道です。

 

もし相場に居続けるのであれば、

覚悟をもって臨んでいきましょう!!

 

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