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副業レベルに思われていたソシャゲ攻略サイトが上場まで辿り着いた理由

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GameWithが上場をした。
この会社のビジネスモデルは、悪い言い方をすればただのソシャゲの攻略サイトなのだけど、ソシャゲの市場が大きくなったこともあって、それだけの利益を生み出す1つのビジネスにまで成長した。スモールビジネスだと思われているものでも上場までいけるということが分かる。

当然、5年くらい前ならばそしてもしかしたら今も『ただのアフィサイトだろ』と思われているだろう。ニートが小遣い稼ぎでやるイメージだと思われているかもしれない。グノシーだって『まとめサイトに毛が生えたやつ』という言い方をされていた。
ただ、一般的にイメージする『この程度のビジネスだろ』という評価と、実際にどれだけのビジネスにまで成長するかどうかは一致しない。YouTuberだって評価はされていないが、ビジネスとしてはものすごく大きな需要になっている。

 

DeNAやGREEといったソーシャルゲームも、『ただのケータイゲームだろ』という評価がほとんどだった。(当時は、コンシューマーゲームよりもケータイのゲームは開発規模も小さく、評価が低かった。)
しかし、その当時からここまで成長したビジネスはソーシャルゲームくらいしかない。(他にあるとしたらZOZOTOWNくらいだろうか)
ITバブルとか言ってもたかがゲーム以上に大きなビジネスは存在しないのである。そして、テレビでも駅でも広告を出すくらいゲームは利益を出しているし、我々の生活に浸透している。

 

Facebookが出てきたときは、『SNSなんて儲からないのに、それをしかも金持ってない学生向けにやってどうするんだい?トラフィック稼いで広告でも出すのかい?』と言われていた。わりとその予想通りの道をFacebookは歩んでいる。違うのは、年間2兆円を売り上げるビジネスになっているということだ。

シリコンバレーでもそういう評価だった。しかも、歴史的な企業を作ってきたエキスパートがそう判断していたのだ。
小さなビジネス(に見えるようなもの)がどれだけ大きく、儲かるビジネスになるかは判断の難しいところである。

 

世の中の意識高い人、そして起業家志望くんは、アフィリエイトとか転売とかそういういわゆる副業的なビジネスをバカにするけど、ビジネスってそんなもんだと思う。お小遣い稼ぎくらいの感覚で始めたものやそう思われている分野でも着実に利益を積み重ねていけば上場企業になってしまう。問題は競技の種類ではなく結果。

GameWithが優れていたのは、ビジネスのモデルではなく、高速で仮説検証を行い、検索市場をうまく制したことだ。
検索エンジン上で上位に位置するためには、当然ユーザーに満足してもらうサイトでなければいけない。当初は、QA型のサイトだったが、記事型のサイトにするなどかなりの改善を重ねているからここまでの成果を出しているわけである。

 

ビジネスにおいて重要である、高速で仮説検証を回す部分や、本質的なニーズを押さえることなどはどんなビジネスであっても関係ない。市場の大きさの差はあるが、そのアプローチの仕方がどんなやり方であろうとそれは関係ない。最終的に成果を残すのは『最も優れていた者』だ。
今流行りのYouTuberだって、バカにされがちではあるが、市場は極めて大きく(動画市場はかなり成長している)、その上に彼らは消費者の心を掴む優れた技術を持っている。iPhoneですらそうであったように、新しいビジネスやプロダクトは最初はおもちゃに見える。しかし、そこから大きくなっていくのだ。

 

 

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