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The 15 most popular youtubers in the world

今こそユーチューバーのマーケティングへの可能性を論じよう

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『ユーチューバーってほんとに稼げるんだ』みたいなことを言っていた人がいてびっくりした。
確かに、『俺ユーチューバーになるよ』と友達でも息子にでも言われた時の絶望感は大きい。ユーチューバーをバカにする気持ちは分からないでもない。芸能人のなりそこないレベルがゴロゴロしているのが実情だ。

しかし、これだけユーチューバーを目指す人が増えるのはそれだけ『夢がある』からだろう。誰も成功していない市場にこれだけ人は集まらない。HIKAKIN、はじめシャチョー、マックスむらいなどの成功事例があるからこそ人はユーチューバーを目指すのだ。

IT企業の偉い人でも、たぶん新しいものへのアンテナが張っていて、ホロレンズをすぐに買ったり、チャットボットに無限の可能性を見出したり、そんな若い感性を持つ人でもユーチューバーに関してはついていけていない部分がある。
その理由として、YouTubeの視聴者層が小学生などの若年層であることはおそらく非常に関係している。自分が、ユーチューバーなんて見る立場にないからそのすごさが分からないわけである。

 

一つ予言をしておくと、ユーチューバーは一過性のものではない。
最近で言うとマストドンみたいに、一瞬すごい勢いで流行るも、気付いたら誰も使っていない、見ていないみたいなものはIT業界でもどこでも存在するが、ユーチューバーは今がバブルなわけではない。

 

 

 

この記事を見ると分かるが、テレビの視聴者とYouTubeの視聴者は違う。テレビは受け身で見るものだが、YouTubeは自分で見るものだ。そこに対する意欲が違う。

 

 

もちろん、今いるユーチューバーが3年後は地獄を見ている可能性はある。そのくらい人の新陳代謝は激しいだろう。しかし、YouTubeというかインターネット上の著名人、タレント、動画配信者というものはこれからも影響を持ち続ける。
そのターゲットは今いる小学生から、女子高生くらいまでは広がるはずだ。女子高生のカリスマみたいなタレント(読者モデルとモデルの間みたいな人だ)がメイクのハウツー動画を上げたりしている姿は眼に浮かぶ。

動画市場は伸び続けている。
では、その中で個人による動画配信の市場も伸びないわけがない。中国では、たったの2時間ほどのライブ動画で数千万を売るインフルエンサーがいる。動画の影響力は極めて強い。今ユーチューバーの視聴者は子供だ。購買力がない、お金を落とさない小学生から自分のお小遣いでコスメを買ったり、服を買ったりできる女子高生くらいになれば一気にマーケティングとしての可能性が見えてくる。

 

そして、ここまで動画の可能性を評価している理由に、購買様式の変化がある。
今は消費と言えばその多くがモノだ。何かを買うと言えばそのだいたいがモノである。しかし、これがどんどんと体験へとシフトする。ディズニーランドの来場者数は増え続けているし、音楽ライブの市場は右肩上がりだ。人は『体験する』ことに金をかけている。

これがさらに広がっていくのは間違いない。

そして、消費としての体験が普及するには、情報伝達が欠かせない。人が『体験』に金をかけるようになったのは、それだけ豊かになった(生活必需品などのモノを買ってもなお金が余る)ということの表れだと思われているが、実はSNSの影響が大きい。その証左に、バブル時代に人はモノにばかりお金を費やしていた。お酒や、車、ブランド物などだ。
これは、消費の選択肢が少ないことに理由がある。今のように、情報が伝達されないため、『こんな体験もあるよ!』ということを知りうる術が無かったわけである。だからこそ、人は分かりやすいブランド物などにお金を使った。

そして、動画(特にVRなどの没入体験のできるもの)はその体験というものを知り、購買意欲を促すために非常に強いフォーマットである。動画で、あるイベントに行った気分になれば、自分も行きたいと思う。モノは分かりやすいから写真や文章でも購買意欲をそそられるが、体験は動画が重要である。

では、動画でマーケティングをできるのは誰だろう?
ユーチューバーは極めて大きな可能性を秘めている。