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スタートアップが大企業よりも遥かに恐れるべきもの

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ビジネスモデルを考える際に『大企業には勝てない(ex.LINEには勝てないGoogleには勝てない)』ばっか言う人いるんだけど、もういっそ一度大企業入って新規事業作ればいいと思う。大企業には大企業なりの都合があって、全ての事業に全力かける余裕なんてないし資金もスタートアップより少なかったり人材も大したことないやつばっかあてがわれる。

世の中でどんどん新しい企業が出てきてシェアを握るのは何故なのかを考えればいい。
メルカリが出てきたけど、LINEは『LINE MALL』でフリマをやってたし、楽天もラクマをやっている。(結論もちろんメルカリが最もシェアを握っている。)

既存の市場シェアを持つ大企業は全力で戦ってくるスタートアップの全てに勝ち続けなければいけない。
YahooはなぜGoogleの台頭を許したんだとか言うけど、設立当時のGoogleレベルの脅威なら100社とかいる中で(Googleも『検索エンジンなんて我々ポータルサイトの脅威ではない』と思われていた。『脅威ではない』という予想が99社当たっても、唯一外れた1社がGoogleになるわけだ。)、それら全てに対応できるわけない。スタートアップの全ての可能性の芽を潰すなんてそんな余裕も時間もリソースもない。かと言ってどれが出てくる1社なのかを見抜けない。それができるくらいならYahooは検索エンジンで世界を変えている。

大企業VSスタートアップで、大企業が全てをつぎ込んでそのスタートアップに勝つことだけを考えてやれば勝てる可能性は高い。でも現実は全く違う。大企業は既存の利益を伸ばしつつ守りつつ、その上で残りのリソースでどれが当たるか分からないスタートアップに対応しなければいけない。全力をかけられる状況がまず存在しない。

クックパッドも今現在料理レシピで利益率が50%出るくらいめちゃくちゃ儲かっていて、今の仕組みを捨てるなんてありえない。今の儲けを維持したまま、ノウハウのないレシピ動画のジャンルも対応しなければいけない。自然とお金も人材もスタートアップより乏しくなる。
『レシピ動画で業界を変えよう』そう考えている人材がKURASHIRUやDELISH KITCHENにはいる。それがスタートアップの強みだ。では、クックパッドにそれほどの情熱を持った人が集まるだろうか?自分で起業しちゃうのではないだろうか。大企業に来る人材は優秀だが、0から1にすることのできる人材かと言うと違う。

実は、あらゆるケースを洗い出すと、スタートアップに大企業が勝つケースの方がだいたい少ない。スタートアップの失敗原因のほとんどは『ニーズがなかった』だからその心配をした方がいい。大企業なんてどうせパラダイムシフトのタイミングにおいては動きも鈍くて最弱の存在になる。

 

もし、あなたがビジネスモデルを考えているのならば、その上で『大企業には勝てない…』とか考える必要はない。
そのビジネスモデルやプロダクトのニーズがあるかどうか、今後の世の中の変化の中である種当たり前のようにそれが存在するかを考えればいい。もちろん、amazonがいるのにそっくりそのまま工夫もせずにECを作ろうとしてもダメだ。この世に存在するものと全く同じでは意味がない。

何かしら新しいことを作るのがスタートアップの役目なのだから、新しいことには大企業はついてこれない。Facebookだってあれだけ全力を費やしてもSnapchatはもうここまで大きくなってしまった。ザッカーバーグは偉大な起業家であるが、Facebook社は消えるSNSを出しては失敗している。

気にすべきは『そのサービスは消費者に受け入れられるか?
たったそれだけだ。