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2017WBCでアメリカが優勝した理由は動くボール!?

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日本代表の6連勝でのアメリカラウンド進出に湧く日本国内。

前回の第3回WBCは日本は準決勝でプエルトリコに敗れベスト4に終わりました。王座奪還を目指してあと優勝まであと2つと迫る中ですが、アメリカに敗れました。

2017年第4回WBCの優勝国がアメリカになったのは何故なのか。その理由を考えます。

1 ドミニカ共和国まさかの敗退

 

実は2013年の第3回WBCで、史上初の全勝優勝を果たしたドミニカ共和国。

なんといってもその最大のストロングポイントは強力打線。
前回MVPのカノをはじめとして、マチャド、バティスタといったメジャーリーグで40本近くの本塁打を放つ面々がラインナップしています。

日本で最も有名なバッターである松井秀喜氏がメジャーリーグで打ったシーズンの本塁打の最多が31本であることを考えるとそのすさまじさが分かるでしょう。つまり、ゴジラ松井超えのバッターが何人も連なっている強力打線です。

そして、ピッチャー陣もメジャーリーグのオールスター軍団となっています。
抑えを務めるファミリアは、昨年のセーブ王で、160キロを超える速球、そして150キロ後半を記録するシンカーが持ち味です。

まさに、オールスター軍団で今年も優勝大本命だったわけですが、二次ラウンドでアメリカ、そしてプエルトリコに敗れました。打線が振るわなかったのも原因でしょう。

2 日本は健闘も動くスピードボールに…

 

6連勝でアメリカラウンドへと進出した日本代表。
何を隠そうWBC第1回、第2回の優勝国です。王貞治監督率いる第1回、原辰徳監督率いる第2回ともに苦戦するも優勝を果たしています。

しかし、戦力的には絶対的な存在ではありません。
メジャーリーガーは青木宣親1人。田中将大、ダルビッシュ有、前田健太などのメジャーリーガーピッチャー陣は1人も参加せず、本来の姿からすると戦力的には劣るところ。

しかし、日本代表は今までの3大会も選手1人1人の力では及ばないものの、これまで勝ち上がってきました。今回も先発投手がことごとく打ち込まれるなど不安点はありますが、最終的にはその部分も修正してくれました。

しかし、150キロを超える動くボールにあまり手が出ませんでした。
ロアークはアメリカの中では絶対的な存在ではありませんでしたが、徹底的に動くボールを投げてきたことで、うまく対応できませんでした。

3 オランダは地力の問題か

 

オランダというとロッベン、ファンペルシーに代表されるのサッカーの国と思われています。

事実、オランダの野球人口は多くありません。
しかし、キュラソー島というベネズエラの北約60kmのカリブ海に位置する島から非常に多くの野球選手、メジャーリーガーが生まれています。

その代表がヤクルトスワローズに所属するバレンティン選手。日本球界最多の60本塁打を打ったことで知られるバレンティンがオランダの4番を打ち、日本代表戦でもロッテ石川選手から本塁打を放つなど大活躍をしています。

他にも、シモンズ、ボガーツ、スコープといったメジャーリーグでバリバリのスタメン選手が多く存在します。野球の強い国だとは思われていないものの、実は日本代表以上のネームバリューを連ねる国なのです。

前回の2013年WBCでも日本と同じベスト4になるなど間違いなく力もあります。そして、アメリカラウンドではメジャーリーグでキャッチャーからピッチャーに転向したことでも話題になったジャンセン投手がクローザーに加わるなど優れたチームであることは間違いありません。

ただ、バンデンハーク投手が日本戦、プエルトリコ戦と試合を作れないなど投手陣の、特に先発の層の薄さがありました。

4 アメリカのリリーフ陣

 

アメリカは何と言ってもリリーフが盤石でした。
155キロを超えるストレートを連発してくるリリーフ陣に日本打線は手も足も出ませんでした。日本には、これだけのスピードボールを連投する投手がそこまでいないため、動く速球対策が困難なのもありますが、アメリカのリリーフはそれにしても素晴らしいです。

大会を通じて、ドミニカ相手にミラーが被弾したくらいのもので、それ以外はしっかりリードを守っています。

5 時代はツーシーム全盛期か

日本のボールとアメリカのボールは違います。

日本はミズノ社、アメリカはローリングス社が製造しており、アメリカのボールは縫い目の山が高いのが特徴です。
そのため、空気抵抗を受けやすくボールが曲がりやすいので、ツーシームなど動かすボールが自然と増えます。

アメリカのピッチャーの多くはこのツーシーマーで、ドミニカやプエルトリコのメジャーリーガーも苦労していました。
そのくらいに、世界の一流プレーヤーも苦労しているのです。

これからも、ツーシーム全盛の時代は続くかもしれません。

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