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ペペキャッシュ(Pepecash)とは?特徴・今後の将来性・取引所を解説

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ペペキャッシュ(Pepecash)

日本ではあまり知られていない『ペペキャッシュ』。

実は海外では人気を集めている仮想通貨で、日本でも認知度が徐々に高まりつつあります。2017年には爆発的な価格上昇もあり、投資対象としても魅力を集めるペペキャッシュについて紹介していきます。

1 ペペキャッシュとは?

 ペペキャッシュとは、『Rare Pepe』というカードゲームの売買や作成に使われる仮想通貨です。ペペキャッシュの『ペペ』はここから来ています。

では、Rare Pepeとは何なのでしょうか?

 Rare Pepeは、海外の大手掲示板『4ch』で産み出されたカードゲームです。カードゲームといっても、遊戯王などの様に実物のガードが流通している訳ではなく、デジタル上でのみ流通している実体の無いカードです。4chは日本の2ちゃんねるの様な匿名掲示板で、利用者も多くコミュニティの幅が非常に広いのが特徴的です。そこで、2008年に『Pepe the Flog』というキャラクターが普及し始めたのがきっかけです。カードを見れば分かりますが、インパクトがある見た目をしており、1度見たらなかなか忘れられないです。なんとも言えない味のある雰囲気を出しているのが人気の所以かもしれません。

 現在では500種類以上のカードが登録されており、自分でオリジナルのカードを作ることもできます。高いものだと100万円以上の価値をもつものもあるので、絵描きが趣味の方は1度やってみてはいかがでしょうか(笑)。

 余談ですが、私自身様々な仮想通貨のコミュニティ掲示板(telegram)を利用しているのですが、ペペキャッシュとは全く関係のない仮想通貨のコミュニティでもRare Pepeの画像が貼られている光景をよく目にしています。幅広いコミュニティに普及しているというのは日常的にも実感しており、人気の高さを感じます。

 次にペペキャッシュの基本データを見ていきましょう。
 

<ペペキャッシュ概要>

・通貨名:Pepe Cash(通貨単位はPEPECASH)

・通貨公開日:2016年9月

・発行枚数:701,884,009PEPECASH

・時価総額:約17億円(全通貨中304位)

・アルゴリズム:Proof of Work

・プラットフォーム:カウンターパーティ
 

 
 取引所などで流通する際には、通貨単位での表示が一般的になるので、『PEPEASH』と表示されていることが多いです。ペペキャッシュの前進となる情報をつくったのは『Matt Furie』という方で2008年にまで遡ります。これはペペキャッシュを作った訳では無く、密接に関連する『Rare Pepe』のアップロードを指します。そこから4chで徐々にRare Pepeの人気が出てきて、カードの交換手段としてペペキャッシュが誕生しました。

 発行枚数は701,884,009PEPECASHで、既に上限枚数まで発行されています。現時点の時価総額は日本円で約17億円と、主要仮想通貨と比べると見劣りはしますが、安定した需要があります。時価総額の低い仮想通貨にはいわゆる『詐欺コイン』と呼ばれるものも少なくありません。詐欺コインとは、資金を集めるだけ集めて開発者サイドが資金を持ち逃げしてしまうというものです。詐欺コインに投資をしてしまうと、当然ですが投資したお金は戻ってこないので注意が必要です。一方でペペキャッシュは、RarePepeというある程度普及しているカードゲームの流通に利用手段が限定されており、一定の実績もある為詐欺コインでは無いと言えるでしょう。

 ペペキャッシュのアルゴリズムはProof of Workを採用しています。アルゴリズムとは、簡単に言うと取引を成立させる為のルールを指し、そのルールの1つであるProof of Workという方法をペペキャッシュが採用しているという事です。Proof of Woekとは、取引承認に必要となる暗号を誰よりも早く解読した人に承認の権利が与えられるというものです。

 また、ペペキャッシュは『カウンターパーティ』と呼ばれるプラットフォーム上で発行される仮想通貨です。カウンターパーティとはビットコインでも利用されているもので、ブロックチェーン機能があります。ペペキャッシュの取引はこのカウンターパーティ上でなされています。


 

2 ペペキャッシュの4つの特徴

1:Rare Pepeに特化した通貨

 冒頭でも説明していますが、海外で普及しているカードゲーム『Rare Pepe』の流通手段としてペペキャッシュは利用されており、日常生活の決済手段としての利用はされていないですし、想定されていません。これは、主要仮想通貨である「ビットコイン」や「イーサリアム」などの様に利用範囲がかなり限定的であり、これらの様な大規模な時価総額にまで成長する事は難しい事を意味しています。Rare Pepeでの利用に限定されているという事は、完全にRare Pepeの普及度合いに連動する事になります。これはペペキャッシュの最大の特徴で、メリットでもありデメリットでもあります。

 

 

2:ホワイトリストに認定された仮想通貨

 後述しますが、ペペキャッシュは国内の仮想通貨取引所『Zaif』で取引する事ができます。Zaifは金融庁からの認可を受けている正式な仮想通貨取引所です。そして、それらの取引所に上場されている仮想通貨を『ホワイトリスト』と呼びます。簡単に言うと取引する上で安全な仮想通貨という意味で、金融庁からのお墨付きを得ている通貨であるという事です。

 例えば、正式な仮想通貨交換業者ではなかったコインチェックには、『XMR』『DASH』『ZEC』という3つの仮想通貨が上場されていました。しかし、2018年3月に上場を廃止しました。これにはいくつかの理由がありますが、最大の理由は、コインチェックが正式な仮想通貨交換業者になる為だと考えられます。この3つの仮想通貨はいわゆる『匿名型』通貨と呼ばれ、マネーロンダリングなどで利用されてしまう恐れがありました。もちろんプラスの要素も多く含んでいる仮想通貨なのですが、国としては不安要素はできるだけ排除したいと考えており、不正利用される仮想通貨を正式に普及させたくない訳です。そこで、コインチェックは金融庁からの認可を得るためにもこれらの通貨の上場廃止を決めたと言われています。

 日本は仮想通貨に対して寛容な国の1つですが、危険な要素のある通貨の普及には厳しくチェックをしています。裏返すと、厳しいチェックをクリアした『ホワイトリスト』は安全であると言えるのです。

 

 

3:Burn(バーン)によるデフレ機能

 ペペキャッシュの発行枚数は上述の通り約7億枚ですが、以前は10億枚発行されていました。つまり、約3億枚のペペキャッシュが減少しています。

 バーンとは、発行されている仮想通貨を焼却、つまり使えなくしてしまうという意味です。具体的には、使用不可能なアドレスにペペキャッシュを送金して二度と使えなくしてしまうのです。この原理でペペキャッシュは今までに3億枚バーンされました。バーンが行われるとどの様なメリットがあるのでしょうか?

 流通する通貨が減少すると、相対的に通貨の価値が上昇します。世間で言われる『デフレーション』が発生します。例えば、車好きの人が限定モデルの高級車を欲しいとし、その車はオークションで購入できるとしましょう。同じ性能のAとBという車があって、Aは世界で10台、Bは世界で100台しか存在しないとすると、どちらの車が高くなるでしょうか。1人に1台までというルールを作れば、Bは100人が手に入れる事ができるのに対して、Aはたったの10人しか手に入れる事ができません。そうなると、相対的に価値が高まるのは希少性のあるAになります。

 この考え方と同じで、ペペキャッシュの流通量が減る事でペペキャッシュの希少性が高まり、価格の上昇が発生するのです。ペペキャッシュのバーンは現在毎週のペースで行われています。段階的にデフレが発生しているので、早めに購入すればするほどメリットを享受できるかもしれません。

 

 

4:コミュニティ通貨

 ペペキャッシュは海外掲示板4chが発祥の仮想通貨で、Rare Pepeも4chで根強い人気を誇っています。これは日本発祥の仮想通貨『モナコイン』と類似しています。ペペキャッシュの紹介サイトでも頻繁にモナコインとの比較がされています。コミュニティ通貨には、根強い一定層からの需要があるという事と、機能改善などが多くの人間から積極的になされる事の2つがメリットとして挙げられます。Rare Pepeで広く利用されるペペキャッシュは、4chユーザーやRare Pepeユーザーといったコミュニティをベースに着実に成長している仮想通貨と言えます。

 

3 ペペキャッシュのチャート

 4月8日現在で、ペペキャッシュは2.5円前後で推移しています。2017年12月に爆発的な高騰をしてからは徐々に下落している状態で、今の相場は12月以前の水準に戻ったと見る事ができます。大まかな流れは主要通貨であるビットコインと連動しています。

 少し遡って10月にも短期的な高騰が発生しています。9月には金融庁がホワイトリストについての公式な審査等を実施しており、そのニュースを受けてペペキャッシュも将来性を買われて上昇したのではないかと言われています。


 

4 ペペキャッシュの今後の将来性

 現在は仮想通貨全体が軟調に推移しているので全体観としてはマイナス環境ではありますが、ペペキャッシュの将来性に着目すると、今後伸びていく可能性は十分にあると思います。

 

1:Rare Pepeの普及

 この1~2年でRare Pepeは着実に普及してきています。現に私自身も他通貨の掲示板で目にする機会も増えてきています。ペペキャッシュの将来性はRare Pepeの将来性と同じ運命にあると言えるので、Rare Pepeが普及していけば間違いなくペペキャッシュの需要も高まり価格が高騰していくでしょう。

 

 

2:バーンによる価格高騰

 ペペキャッシュは毎週バーンが行われています。上述した様にバーンが行われるとデフレ機能が働くため価値は相対的に上昇します。これが継続的に行われると、早めにペペキャッシュを購入すればするほどデフレの恩恵にあやかれるので、投資筋からの購入が活発になると考えられます。

 

 

3:今が底値か?

 現在の相場は仮想通貨バブルの前の水準に戻っています。12月からの価格上昇がバブルであり一過性のものと考えるならば、バブルが一服し以前の水準に戻った今こそ底値なのでは?と個人的に考えます。RarePepeは着実に普及していてバーンも継続的にされている今、以前の価格帯と同水準である事は『底値』にあるとも言えるのではないでしょうか。

 

5 ペペキャッシュを購入するならZaifがおすすめ

 

 ペペキャッシュは日本ではまだ認知度も低い仮想通貨ですが、金融庁の認可を受けた取引所『Zaif』で購入することができます。現時点で、国内の正式取引所で上場しているのはZaifのみで、それ以外では海外の取引所でしか購入する事ができません。海外の取引所では、日本よりも多くの仮想通貨が上場されているケースも多く、ギャンブル性が比較的強い点に魅力はありますが、セキュリティ面の安全がやや不透明である点や取引所リスクが読めない点にデメリットがあります。

 仮想通貨元年と呼ばれた2017年から、2018年は世界的に仮想通貨に対する規制を強化しようとする動きが活発化しています。実際に、日本でも複数のみなし業者が業務停止処分を受けたり、海外の取引所が利用停止になったりしています。具体的な処分はその国の方針に大きく影響する為、海外の取引所を利用する際はその国の仮想通貨に対する方針をチェックする必要があります。しかし、日本で得られる情報は限定的なのでどうしても取引所自体に対するリスクを払拭する事ができません。また、海外の取引所では日本語対応していない所も多い為、セキュリティ面やサポート面で国内取引所と比較して劣ってしまいます。

 これらの事を考えると、国内取引所のZaifを利用するのが一番賢明だと思います。しかも、Zaifは国内取引所の中でも手数料が安く、積立投資も可能なので非常にオススメです!

 

 

 

 

6 まとめ

・4chが発祥のコミュニティ通貨

・カードゲーム「Rare Pepe」での利用に特化している。

・定期的にバーンされているデフレ通貨

 

ペペキャッシュは個性の強い仮想通貨で利用手段は限定的ですが、確固たる需要が存在する点が魅力です。日本で普及していない今こそ買い時かもしれません!