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転職回数が多いと転職に不利になる。いい会社を見つける3つのポイント

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「転職回数が多いと転職に不利になる」という噂は、転職経験のない人でも耳にしたことがある人は多いと思います。

実際に転職経験がある人なら、「この人はうちの会社に来てもすぐに辞めてしまうのではないか?」「仕事で超えなければいけない壁を突破できないひとではないか?」と企業から色眼鏡で見られた、という経験を持つ人も多いはずです。

では、実際にはどうなのでしょうか?

転職サイトDODAの調査では、転職回数と転職成功率の相関が数字で解明されています。

初めての転職を100とした場合に、2回目の転職(3社目への転職)ではほとんどの世代で80以上と、それほど成功率に変化がなかったものが、3回目の転職では一気に60を下回るまでに急減し、特に20代の場合は、成功率が50以下に半減するという結果となっています。

この数字を見ると、転職回数は2回目までは大きな影響を与えていないものの、3回目以上の回数になると年齢が若いほど不利になるという事実がよく分かります。ただ、やみくもに「石の上にも3年」が重要というわけでもなく、最初の就職から3社目までには長く働ける場所を見つけるよう努力を惜しまない方が良いということなのかもしれません。

でも、「長く働き続ける会社を見つけよう」と言われても、現実には入社して初めてわかる事も多く、そう簡単でもありません。

具体的に何をどうすればいいのでしょうか?今回はその部分についてご紹介していきます。

 

1 前職の不満に、過剰に引きずられない

転職のプロセスには、以下の3つのポイントがあります。

①前職企業を退職した理由

②転職活動時の重視条件

③転職先企業(入社企業)を選んだ理由

 

①の理由には、「会社の業績が不安定で将来が不安」とか「給料が安すぎてやっていけない」、「上司や同僚との人間関係にストレスがある」などの不満理由があるケースが多いと思います。この不満が強いと、②選職時の重視条件や③入社意思決定理由も、①に引っ張られる傾向があります。

例えば、前職を退職した理由が「給与の低さ」だったがために、応募求人は「給与が高い会社・仕事」も絞り、転職先も「給与金額で決めるといったパターンです。

仕事上の不満を解決するための転職、という意味では、一貫した筋が通っているのですが、このパターンでの転職の場合、入社後に想定していなかった別の不満(労働時間がハード)が発生してしまうというリスクがあります。

人間が働いていく上での満足感を形成する要素は、非常に多岐にわたっていて、また同じ要素であっても、一人ひとり重視度合いが全く異なります。

一つの不満さえ潰せば満足して働ける、というわけではないので、自分が気分よく働くために必要な要素を洗い出して検討しておくことが重要なのです。

 

2 「誰に」「何を」「どのように」という仕事軸

自分にとって働き心地の良い状態を続けるための重要な要素は、まずは仕事軸です。仕事軸というと、営業とか開発とか経理などといった職種名に目が行きがちですが、もう少し角度を変えて、「誰に」「何を」「どのように」提供する仕事なのか?という要素に分けて、自分なりにフィットする条件を洗い出してください。

・「誰に」という軸の中にも、価値提供の対象が多い・少ないという観点や、年齢や属性、不満や状況など、多様なモノサシがあります。過去、自分が気持ちよく働いていた瞬間を振り返って、考えてみる事をお勧めします。

・「何を」という軸は、比較的職種名に近いものだと思いますが、自分が力を発揮できるだろう成果(有形・無形の製品・サービス)を抑えていただければと思います。

・「どのように」という軸は、まさに仕事の進め方です。ここにも人それぞれの進めやすい働き方の形があります。

 

給料や休日、勤務条件など以外にも、普段意識していない所にも働き心地のよさを決める条件は意外に多く潜んでいます。

 

3 「組織風土」「人間関係」「制度」という会社軸

上記の仕事軸以外にもう一つ着目すべき重要な観点が会社軸です。特に以下の3点は、自分に合う・合わないで、大きく働き心地に差が出てくるので、もし転職を考える際は、ぜひ視界に入れていただければと思います。

・組織風土                                                           その企業が重視している価値観(対世の中・対顧客・対従業員)が自分に共感できるものが多いかどうかという観点です。

分かりやすい例でいうと、品質重視か価格重視か、仕事重視かプライベート重視か、など会社の組織の個性を表す目に見えないカルチャーの事を指しています。

・人間関係                                                            ここでは個別の関係性ではなく、その組織の持つコミュニケーションスタイルがどのようなものなのか、という観点を指しています。無駄のない合理的なコミュニケーションの会社もあれば、上下関係に関わりなくフレンドリーなコミュニケーションスタイルなところもあり、実はこれも人それぞれに合う・合わないが分かれるポイントです。

・制度                                                             特に評価制度や目標管理制度など、ここにも企業それぞれの個性が現れます。昇進・昇格のスピードや、成果主義かプロセス重視かなどの観点も、チェックしておきたいところです。

 

4 終わりに

自分にとってフィットする仕事軸や会社軸を整理するだけで、自分によって働き心地の良い仕事や会社がイメージできるようになれば、より転職失敗のリスクは下がります。

実際の仕事探しにおいては、全ての条件が100%そろうことはまずありえません。必ず優先順位や重要度順の重みづけをして、譲れない条件をできるだけ絞り込んでおくことが重要です。

また、転職活動において、「自己分析」は必要不可欠です。

自分の強みは何なのか?どんな仕事が向いているのか?などを把握しておくことが大切です。

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