RanQ

O karasu 570

なぜ「カラス侵入禁止」警告文が効果あったのか。東大の研究室。

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カラスVS東大 「カラス侵入禁止」の警告文の紙をつるしたら、本当にカラスが退散した

 

我らは大泥棒"カラス兄弟"。

我らの手にかかればどんな堅牢な金庫だろうと、狙ったものは手に入れる。
 

「さて、今日はこの建物を狙おうか。」

「なかなか古い建物っすねー」

「1階のあのパイプを見ろ」

「あの布っすね!いい素材じゃないっすか!さすが兄貴!」

慎重かつ大胆に、我らは羽とくちばしを駆使して突き進む。

人間どもが立ちはだかったときでも、とっさに逃げれば彼らは我らに手出しはできない。

我らの知能と力を持ってすれば、人間は取るに足らない存在であった。

 

・・・

 

「兄貴ー。あの布を拝借すればいいでやんすね?」

「そうだ。しかしあの貼り紙はなんだ…?」

何が書かれているかはわからないが、薄っぺらの紙一枚ハンティングの支障になることもないだろう。

「なんっすかねー。とりあえず行ってくるでやんす。兄貴はここで待っててくれー。」

弟がパイプに向けて飛び立とうとする。

人間どもは離れた距離から俺らの様子を伺っている。

さすがにあの距離では我らに手を出すこともできないだろう。

 

言い知れない不安が胸を過ぎる。

待て、何かがおかしい…!

「よせ!弟よ!」

「なんすか兄貴ー。驚くでやんすよ」驚いた声をあげながら振り返る。

「あの人間どもをよく見ろ…」

人間たちが離れたところから、我らと貼り紙を交互に指差している。

 

「奴らは我らがあの布を狙っていることに気づいている。それだけじゃない…!行き交う人間たち全てがあのパイプに注目している…!まるでこれから何が起こるのか待っているかのようだ。」

「ど、どういうことでやんすかね?」

「罠かもしれない…」

「え!罠でやんすか!?」

「あの貼り紙をみろ。何が書かれているのかはわからんが、明らかに危険なオーラを放っている。今までこんなことはなかった。触れたら最後人間たちにとっちめられてしまう罠かもしれない…!」

「なんてことでやんすか!ちくしょう人間どもめ…!兄貴、どうしやすか?」

「仕方ない。しばらくは様子をみよう。今日のところは…撤退だ!!」

「了解でやんす!!」

大胆かつ慎重に、我ら大泥棒"カラス兄弟"は今日も羽とくちばしを駆使して突き進んでいく。

 

・・・

 

東大の教授「いや〜効果的面ですね!ぱったり寄り付かなくなっちゃって!竹田先生さまさまですね!」