RanQ


仮想通貨のDash(ダッシュ)とは?今後の将来性〜取引所・買い方まで解説

  • Thumb thumb illust 52
  • 2
  • 91View

アルトコインの中にはビットコインにはない優れた特徴を持つものもいくつかあります。Dashもその中の1つです。時価総額もそこそこ高く、今後大きく成長する可能性を秘めています。ここではDashについて詳しく解説していきます。

1 Dashとは?

Dashは2014年にリリースされた仮想通貨で、もともとダークコインという名称でした。しかし、その名称から犯罪に利用されることを連想しやすいく、イメージがあまり良くありません。そのため、2015年にDashに名称変更されました。もしダークコインという名称のままだったとすれば、今でも草コインのままだったかも知れません。

現在ではDashは比較的高い知名度を誇り、メジャーなアルトコインに成長しています。アルトコインに投資をしようと考えている人であれば、Dashという名前くらいは聞いたことがあるでしょう。時価総額は10位前後で推移しており2018年3月時点では11位です。

2 Dashの特徴

匿名性が非常に高い

 

仮想通貨は通常、ブロックチェーンを利用して送金を行う仕組みです。仮想通貨で送金を受けたときには、送金元のアドレスを調べようとすれば分かります。ただ、アドレスは個人情報と紐付けされていないため、アドレスだけ分かっても送金した相手を一般の人が特定するのは困難です。これだけでも十分に匿名性を保てていると言えます。Dashはこれに加えてさらに高い匿名性が大きな特徴です。

Dashで送金した場合には、送金先の相手が送金元のアドレスを調べようとしても調べられません。ダッシュではダークセンドという送金方法が採用されているのが大きな特徴で、これにより高い匿名性を実現しています。送金しようとしたDashはいったん管理ノードが受け取りる仕組みです。自分の他にも送金を行う人はたくさんいるため、管理ノードに送金しようとしているDashが集まることになります。そして、集まったDashを一度シャッフルした上で、送金先に送られます。送金先では、管理ノードから送金されてくることになるため、誰が送金したのかは分かりません。送金履歴なども容易に調べられない仕組みです。

 

 

送金スピードが非常に速い

 

Dashのもう1つの大きな特徴は非常に早い送金スピードです。最近では仮想通貨取引を行う人が増えてきたこともあり、仮想通貨全体で送金スピードが落ちてきています。特にビットコインでは、送金スピードの遅れが顕著で、送金先で確認できるまで1時間以上かかってしまうことも少なくありません。早いときでも10分はかかります。決済手段として用いるには送金速度は非常に大事で、送金の遅さがビットコインの決済手段としての普及を妨げていると言えるでしょう。

これに対してDashの送金速度は約4秒です。送金者側がパソコンで送金の処理を行ってから4秒後には送金先の相手が送金を確認できます。「InstantX」という技術を導入したことで、4秒という驚異的な送金速度を実現しました。一定の条件を満たすノードがマスターノードになり、マスターノードが承認処理を行う仕組みです。マスターノードには送金手数料の45パーセントにあたる報酬が支払われます。ビットコインと異なる点は、承認処理を行うノードが最初から決まっていることです。これにより4秒という送金速度を実現しています。また、4秒というのは実際に確認できる送金速度のことで、理論上は1秒未満で送金可能です。

3 Dashのチャート・価格推移

20173月までは低水準で微増し3月に急騰

 

Dashは2016年の前半あたりまでは600円から700円くらいで推移していました。2016年後半に入った辺りから少しずつ値を上げて行き、11月あたりには1000円を超えるくらいの水準になります。2017年に入ると、さらに価格が上昇していき、2月には3,000円を超え、3月には一時15,000円を超える水準にまで急騰しました。その後はいったん調整に入り、値を下げます。4月から5月くらいの時期には7,000円から1万円くらいの範囲で値動きしていました。

3月に急騰した主な原因はビットコインと大きく関係しています。ビットコインの上場投資信託化の話が持ち上がっていましたが、認められなかったため、ビットコインを売る動きが広まりました。同時に匿名性の高い仮想通貨に目を付ける動きが広まり、Dashに注目が集まったのです。

 

20178月に急騰し4万円を超える

 

8月の前半辺りまで小さな調整は何度かあったものの、一貫して微増して行きます。8月の前半は2万円くらいで推移していました。そして8月の後半に急騰します。一時4万円を超える水準になりますがその後少しずつ値を下げて行き、9月から10月にかけてはほぼ3万円台で推移していました。

 

201711月に中国の取引所Huobiに上場

 

Dashは11月半ばから12月半ばにかけて非常に大きく値を上げています。12月半ばのもっとも値が高かった時期には、18万円にも達していました。この時期にDashが急騰した主な理由は、中国のHuobiという取引所に上場したことです。時価総額も過去最高額を記録し、全仮想通貨中6位でした。また2017年の11月から12月にかけての時期は、他のアルトコインも軒並み大きく値を上げていた時期でもあります。

 

 

2018年は下げトレンドからスタート

 

しかし、短期間で値を上げすぎてしまったこともあり、下がり方も激しく年末には一時ほぼ半分の9万円に下がります。年明け以降も下げトレンドが続き、現在では5万円前後で推移しています。年明け以降は、各国での仮想通貨取引に関する規制の強化や、コインチェックのネム流出事件を受けて、Dashだけでなく仮想通貨が全体的に値を下げました。

しかし、下げトレンドというのは必ずやって来るものです。株でも法定通貨でも常に上げトレンドのものはありません。そして、下げトレンドで値が下がっている時期というのは、チャンスでもあります。

 

4 Dashの今後の将来性

知名度をどう上げるかが鍵

 

Dashの送金速度の速さは、決済手段として利用した場合に非常に高い評価を受けると予想できます。ビットコインなど他の仮想通貨で送金したことのある人なら、送金が反映されるまでの遅さにストレスを感じたこともあるでしょう。4秒で送金が反映されるDashならビットコインよりも決済手段として優れていると言えます。

しかし、Dashは知名度の点でビットコインよりもだいぶ劣ります。Dashが今後、決済手段としての利用が広まるかどうかは、知名度にかかっていると言っても過言ではありません。仮想通貨投資を行っていない人の場合、Dashと聞いて仮想通貨の名前だとピンと来る人はほとんどいないでしょう。そのため、店舗などで仮想通貨での決済を導入するにしても、まずは知名度の高いビットコインを検討することが多いです。知名度さえ上がれば、決済手段としての導入が進み、これまでの最高値である18万円を超える可能性も十分あるでしょう。

 

時価総額は10位以内をキープできるかどうかが鍵

 

知名度を上げるには時価総額は常に10位以内に入っているのが望ましいでしょう。アルトコインに投資しようと考える人の多くは時価総額をチェックします。なるべく時価総額の高いアルトコインに絞って投資をする人も多いでしょう。時価総額の高い通貨なら、何百倍もの上昇は期待できなくても、手堅く利益を上げるのに向いています。

Dashは仮想通貨全体の中で時価総額10位以内に入っているときもあれば、入っていないときもあります。5位以内や10位以内というのは1つの目安になるためどのくらい10位以内をキープできるかどうかが大事です。

 

発行枚数の少なさが強み

 

Dashは発行枚数の上限が2200万枚で、現在発行済みなのは約790万枚です。仮想通貨全体の中でかなり少なめなのが大きな強みです。発行枚数の多い通貨は、需要がそれなりにあっても価格が上がりにくい傾向にあります。暴落の危険制が高いです。しかし、Dashのように発行枚数が少ないと、価格は高止まりしやすくなかなか下がりません。

Dashは発行枚数の少なさを考慮すれば、過去最高値の18万円でも決して高すぎる価格ではありません。Dashの送金速度や匿名性などを考慮すれば妥当な価格だと言えるでしょう。

 

 

各国政府による規制に注意

 

Dashに投資する上でもっとも注意しなければならないことは各国政府による規制です。2018年に入ってから、仮想通貨に対する規制の動きが強まっていますが、Dashは他の仮想通貨と比べて規制の対象に通貨でもあります。

その理由は、高い匿名性です。匿名性の高さはDashの利点であると同時に注意すべき点とも言えます。仮想通貨を持つ人のほとんどは、決済手段として用いるためであったり、投資目的であったりするわけですが、仮想通貨は悪用される可能性も高いです。匿名性が高いことで、禁制品の売買に使われたり、マネーロンダリングに利用されたりする懸念があります。もし、大きな事件でDashが悪用されれば、各国政府は規制に乗り出すでしょう。規制が強化されると、Dashを売買できる取引所が減ります。Dashの決済手段としての利用は進まなくなるでしょう。Dashは今後成長する要素が多いですが、投資をする際には各国政府による規制の可能性も視野に入れておく必要があります。

ただ、政府による規制は突然実施されるわけではありません。規制の動きが見られたら、早い段階でDashを売ってしまえば大きく損失を被る可能性は低いでしょう。

 

5 Dashを買うならバイナンスへ

バイナンスに登録しよう

 

現在Dashは国内の主な取引所で取り扱っているところはありません。Dashを買うには海外の取引所を利用することになります。Dashを買うのに特におすすめできる取引所はバイナンスです。バイナンスは海外取引所の中でもかなり有名な方で、取り扱っている通貨の種類が多いです。時価総額上位のアルトコインのほとんどを売買できます。

バイナンスに登録するのは非常に簡単で時間もあまりかかりません。メールアドレスを登録して、パスワードを設定するだけです。本人確認をしなくても入金や取引を行えるため、国内取引所よりも登録に手間がかかりません。登録手続きを済ませた当日のうちに取引を開始できます。出金に関しては、本人確認をしていないと1日に2BTCまでの制限があります。しかし、高額で取引を行っている人以外は、さほど不便に感じることはないでしょう。

また、バイナンスは2段階認証に対応しています。2段階認証を設定しなくても入出金や売買を行えますが、安全のため必ず2段階認証を設定した上で利用しましょう。

 

一見難しそうでも簡単に使える

 

バイナンスは複数の言語で表示できますが、日本語での表示には現在対応していません。日本語以外で分かりやすい言語を選ぶことになります。ほとんどの人は英語で表示するでしょう。画面右上のところで言語を切り替えられます。日本語表示ができないと、ハードルが高く感じてしまう人もいるかも知れません。しかし、難解な英文を読み解くわけではないため、英語が得意でなくてもバイナンスを使っている人は大勢います。

注文方法は指値、逆指値、成行注文が利用可能です。取引はビットコイン建てやイーサリアム建て、ライトコイン建てで行うことに注意しましょう。日本円は入金できず日本円建ての取引もできません。ビットコインやイーサリアムを送金して「DASH/BTC」や「DASH/ETH」の通貨ペアを選びます。慣れていないとやや難しく感じるかも知れません。

 

Dashを売買して利益確定したいときには

 

ビットコイン建てやイーサリアム建てでDashを売買して元手となるビットコインやイーサリアムの枚数を十分に増やしたら、利益確定して日本円で出金したいでしょう。そのときは、ビットコインやイーサリアムをいったん国内取引所に送金します。それから国内取引所でビットコインやイーサリアムを売って日本円に換えるという手順です。

 

 

 

 

6 まとめ

Dashは送金速度が速いため、決済手段としてはうってつけの通貨です。国内での普及は難しくても、海外での普及は十分に期待できます。

また、高い匿名性ゆえに、今後大きく値を上げる可能性もあれば、規制により値下がりしてしまうリスクも併せ持っていると言えます。