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激闘のフランス大統領選でマクロン氏が勝利した理由

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フランスで行われた大統領選の決選投票。

4月23日に行われたフランス大統領選挙第1回投票で、マクロンとルペンがそれぞれ1位(得票率23.86%)、2位(同21.43%)を占め、5月7日の決戦投票に駒を進めることとなった。

ルペン氏の勝因は、ブレグジットやアメリカでのトランプ当選などと同様の、国民の間に広がってきた反移民感情に寄り添った移民規制と治安対策、フランス優先と反EU、フランス国民保護などの主張。
まさにトランプと同じ、反エリート・反グローバル感情の高まりをうまく汲み取った。

一方のマクロン氏は勝因としては、まさにエリートといった好感度の高さである。基本的には左派であり、オランド社会党政権で閣僚を務めた若いエリートが、既存の政党の枠組みとは異なったところから挑戦している様が支持を集めた。

両者に共通するのは、既成政治の否定。
国民も、長年続いてきた右派と左派の政権たらい回しに嫌気を差している。これは多くの国で起こっている事態と同じ。

ここに現れたのは反知性主義のルペン氏と、若きエリートのマクロン氏。
勝利したのはマクロン氏だった

1 25歳年上の妻をもつマクロン

 

マクロン氏は、社会党政権で、経済産業デジタル相を務めた経験を持つエリート。25歳年上の妻を持ち、技術にも詳しいなどまさに国民の敬愛するようなタイプ。

マクロン氏は若く、政策は、極端に欧州寄りと言われることもある。技術に明るいこともあって、技術の導入を進めようとするところは、フランスの労働者層から反発を浴びるなどしている。

2 フランスのトランプことルペン

 

ルペン氏は弁護士で、国民戦線の元党首ジャン=マリ・ルペンの三女である。
右翼思想を強く押し出したそのあり方はまさにフランスのトランプ。

「自国第一」を掲げて、国内雇用を重視、反EUを唱える。「反エリート」を訴え、既得権益を批判して、支持を集めてきた。

決戦投票に進んだことについて、ルペン氏は「愛国者」の勝利だと述べている。
フランスのトランプと呼ばれるほどの極右であるルペン氏。彼女が当選すれば、トランプ大統領との関係性はどうなるのか。

3 マクロン氏がフランス大統領に

 

世論調査では、マクロン氏が有利となっている。

しかし、大統領選でも、ヒラリー有利がトランプ当選になったように、隠れルペンも一定数いるのだと思われる。
そう考えると戦いはまさに五分五分だったのかもしれない。

しかし、マクロン氏がフランス大統領に就任した。
マクロン氏は若くエリートで、今までの政治家のような部分がないある意味外様。
そんな爽やかな彼が国を変えてくれると期待したのかもしれない。