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COMSA(コムサ)とは?CMSトークンのチャート分析〜価格予測まで

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みなさんは『ICO』についてご存知でしょうか?仮想通貨を利用した次世代の資金調達方法として現在非常に注目されています。また、成功したら数十倍もの価格上昇も夢じゃないので投資目線でも人気が高いです。

今回は、そんなICOに関連したサービスを提供している『COMSA』について解説していきます!

1 COMSAとは?

 COMSAとは、一言でまとめると『ICOの実施をフォローしてくれるサービス』です。COMSAを理解する為には、ICOの知識が必要不可欠ですので、チェックしましょう。

 ※ICOとは
Initial Coin Offeringの略称で、仮想通貨のオープンセールです。例えば、企業が資金を調達する方法の一種としてIPO(Initial Public Offering)というものがあります。これは、企業が新たに株式を発行して多くの投資家から資金を調達しようとするものです。つまり、株式を発行する企業としては資金調達が目的であり、投資家としては今後の株価高騰による利益獲得を目的にしています。このIPOがそのまま仮想通貨を用いて行われているとイメージして頂ければ構いません。仮想通貨を用いた新たなサービスを始めたいけど、開発費用が無いから投資家から調達しよう!という事です。

  ICOは2017年に需給規模が急拡大しており、調達総額は2016年の100億円強から2017年は4,500億円程にまで伸びています。これは、仮想通貨に関連したサービスを開発しようとする開発者の増加と、仮想通貨への投資人口の増加を意味しており、2018年も堅調に成長していく事が期待されています。

  しかし、何も情報が無いと数あるICO案件の中から投資対象を見つける事は非常に困難ですしリスキーです。そこで、開発者は「こんな事を、いつまでに実現します!」という工程表を投資家に公開しており、これを『ホワイトペーパー』と呼びます。投資家はこのホワイトペーパーをチェックして投資案件を選択していくのです。

  開発者と投資家の観点から代表的なメリット・デメリットをみてみましょう。
開発者のメリットは、他の調達手段と比べて資金が集まりやすいという点です。他の調達手段とは銀行からの融資やベンチャーキャピタルなどが代表的です。銀行は仮想通貨ビジネスに融資は慎重的ですし、ベンチャー―キャピタルも非常に厳しい審査の上で確実な将来性が担保されないと調達は難しいと言えます。

投資家のメリットは、一攫千金を狙える点です。主要な仮想通貨は取引所に上場されて取引されますが、ICOはその前段階に安価でトークン(そのICOで発行される通貨)を取得するのです。その為、開発が軌道に乗り、後日取引所に上場して単価が数十倍にも膨れ上がるという期待がもてるのが魅力的です。一方で、開発者のデメリットとしてはICOを実施する為の技術的な障壁が高い点があります。例えば、ホワイトペーパーは英語で作成されるのが大半ですが、世界中の人から投資してもらいたいとすると他言語のバージョンを作成する必要もあったりします。投資家のデメリットは、普通の投資と比べてリスクが高い点です。現在取引所で流通しているビットコインなどの仮想通貨は、サービスの実績もありますし今後の計画も現実的に策定されているものが多いです。対してICO案件は、絵に描いた餅となってしまうケースも非常に多いです。その為、投資家には数多くのICO案件の中から、将来性・実現可能性を軸に選定していく「目利き」が求められてくるのです。

 

 ICOはクリプト経済への需要の高まりから市場の拡大が期待されています。その為、既存の企業でもICOを実施したいところは出てくる事が考えられます。しかし、ICOをするには、技術的な知識がそれなりに無いとできず、企業にとってハードルが高いです。そこで、そんな企業に対して総合的にICOできる様にフォローしてくれるサービスこそがCOMSAなのです!

 

<基本データ>

・公開時期 2017年10月 (COMSAの)ICO実施

・ICO調達額 109億円

・開発者 テックビューロ社

 

 COMSAのICOは2017年10月から1ヵ月程行われていましたが、日本初の大型ICO案件という事もあり大きな注目を浴びる事となりました。開発者は、国内大手取引所『Zaif』を運営している、テックビューロ社です。同社は、代表者である朝山氏を中心に仮想通貨・ブロックチェーン技術に精通した集団で、現に朝山氏は『NEM』の開発理事メンバーにも名を連ねています。その為、仮想通貨業界での先発組としての優位性を活かしながらCOMSAの確立に注力をしています。

 

2 COMSAの3つの特徴

1:目的は『ICOを企業の調達手段として確立させること』

 上述の通り、COMSAはICOプラットフォームとして、ハード・ソフトの両面から企業のICO参入を手助けしてくれます。つまり、現状分離している既存の経済圏とクリプト経済圏を融合できる様な環境づくりを目指しているのです。そして、企業のICOニーズが高まるにつれてCOMSAの需要も高まっていくのです。

 具体的には以下のサービスを提供しています。
 

・ブロックチェーン技術、特にトークンを用いたビジネスプランとサービスデザイン

・ICOとトークン化におけるリーガルサポート

・他言語のホワイトペーパー作成

・NEMブロックチェーン上でのスマート・サイニング・コントラクトの開発

・Ethereumブロックチェーン上でのスマート・コントラクトの開発
 

などなど(ホワイトペーパー「COMSAのICOソリューション」より一部引用)

色々とありますが、つまりは『ICO初心者パック』というイメージさえ持っていれば大丈夫です。重要な項目については下で解説していきます。

 

 

2:トークンはCMS:ETHとCMS:NEMの2種類

 COMSAは国内取引所ではZaifに上場しており、CMS:ETHとCMS:NEMの2種類があります。ビットコインやイーサリアムなど他の仮想通貨は1つのトークンしか発行されていないことが一般的なので非常に特徴的です。

では、なぜ2種類のトークンが発行されているのでしょうか?それは、COMSAがイーサリアムとネムの2つのパブリックチェーンを活用したサービスであるからです。つまり、COMSA上で新たにICOサービスを利用しようとしている開発者は、イーサリアムのブロックチェーン上の『ETH20』とネムのブロックチェーン上の『モザイク』どちらをベースにするか選択する事ができるのです。例として、任天堂のWiiとSonyのプレイステーションを挙げて説明します。例えばWiiのゲームソフトである「スプラトゥーン」を遊ぼうと思ったら、Wiiを用意する必要があります。プレイステーションがあってもWiiの規格と違うので遊ぶことができません。ここでCOMSAが果たす役割というのは、スプラトゥーンを遊ぶ時に、WiiとSonyどちらのハードを使うか選ぶことができる変換機の様なイメージになります。

なんでイーサリアムとネムの2つのDAppsプラットフォームが採用されたのか、個人的にはイーサリアムはトップのシェアを誇っているからで、ネムはテックビューロ社代表の朝山氏がネムの開発理事メンバーだからだと思います。また、ネムとは技術面でも親和性が高く、ネムでも利用される『Mijin』というプライベートブロックチェーンのシステムを使っています。そして更に、COMSAのICO協議会員には、NEM.io財団の代表でもあるLon Wongさんが名前を連ねています。この事からも、COMSAというサービスはテックビューロ社の保有する技術をフル活用した集大成とも呼べるものなのです。

 ちなみに、CMS:ETHとCMS:NEMでチャートの動きにそこまで大きな違いはない為、投資としてどっちを買っても差はほとんど無いと言えます。

 

 

3:主要パブリックチェーンの相互利用が可能

 簡単に表現すると、ビットコインやイーサリアム、ネムなどのパブリックチェーン同士をCOMSAが橋渡し役となって繋いでくれるということです。これは、COMSAの目的である既存経済圏でのみ存在する企業がクリプト経済圏でも柔軟に活動を行えるようにする為のサービスなのです。

 具体的な仕組みについてざっくり確認しましょう。COMSAを利用する企業は、まずプライベートチェーンが割り当てられます。これが上述したmijinのサービスに該当する部分になります。そして、このプライベートチェーン上の取引内容は、パブリックチェーン上でも整合性が取れるように調整されている為、各パブリックチェーンの相互利用が可能になるのです。

 この機能を裏付けるCOMSAの中核機能が『COMSA CORE』と『COMSA HUB』です。
COMSA COREとは、ビットコインやイーサリアム、ネムの各パブリックチェーンの間に立つ触媒の様なものになります。この機能では、BTC、ETH、XEM間のレートをある程度一定に保つように調整しています。これをペッグと言い、レートを固定する事によりクリプト経済の活用をし易くする事ができます。簡単な例でイメージを掴みましょう。BTCを持っている企業が別の企業にETHとXEMを送ろうと考えています。仮想通貨相場は依然として乱高下が激しく、事業決済としてそのままの利用は難しいです。しかし、COMSA COREの機能上で1BTC=10ETH=20,000XEMとしてペッグされていればレートの急激な変動の心配をせずに決済をすることができるということです。又、COMSA COREによって各パブリックチェーン上の機能を利用する事ができる為、イーサリアムのスマートコントラクトや、ネムのマルチシグ機能を活用でき、商取引としての環境もしっかりと整っています。
2つめのCOMSA HUBとは、上記のパブリックチェーンと企業ごとに保有するプライベートチェーンの取引内容を繋ぐ機能になります。このプライベートチェーンこそが、前述したテックビューロ社のmijinのサービスです。以上の様に、これらの機能がCOMSAの大黒柱とも言える存在であり、今後更なる機能改善を計画しています。

 

 

3 COMSAのチャート・価格推移

2018年2月24日現在、CMS:ETHとCMS:NEMどちらも115円前後で推移しています。2017年12月にZaifに上場をしています。当時は非常に注目を集めていた銘柄だったということもあり取引が殺到し、一時はZaifのサーバーがダウンする程でした。ピーク価格は上場直後の急激な高騰を見せた400円オーバーであり、以降は軟調に推移しています。大手取引所に上場する直後は、将来性への期待も高まり価格が異常に高騰する傾向が強いです。COMSAも同様、400円超のレートは異常値であり、その後の利益確定売りや仮想通貨相場全体の影響も受けての軟調推移になります。当初レートが100円前後であった為、現在の価格が適正(もしくは割安)な水準だと考えられます。

 

4 COMSAの今後の将来性

1:企業経済における仮想通貨の需要

 COMSAの目標でもある、『企業経済とパブリックブロックチェーンの融合』がカギになると考えられます。つまり、将来の企業経済において、どれだけパブリックブロックチェーンの需要が生まれてくるかで左右されるでしょう。

 COMSAはビットコイン、イーサリアム、ネムの3つのパブリックチェーンをベースに扱っています。ビットコインは決済が本来の用途・目的ですが、現在は仕様の問題で処理速度の遅さが広く指摘されています。ですので、ビットコインの大型アップデートであるライトニングネットワークの実装は注目する必要があります。又、イーサリアムやネムはDAppsプラットフォームとして、今後需要は増加していく事が想定されます。

 

 

2:ICOの法規制

 COMSAはICOプラットフォームですので、ICOの増加こそが、COMSAの利用価値に直結してきます。大小の規模を問わず、世界中では様々なICOが日々発表されていますが、その一方で国ごとのICOに対する規制強化の動きが出てきています。

 2017年の段階で中国ではICOだけでなく仮想通貨全体の取引について段階的に規制をかけています。そして2018年に入ると、アメリカのSECがICO規制について検討を始めました。実際、不適切にICO調達がなされたとして、調達済の資金を差し止めた事例も出てきています。日本は仮想通貨推進派ですが、無法地帯とならない様に、ICOに関する規制は検討しているようです。

 国ごとに温度差はかなり異なりますが、日本やアメリカなど仮想通貨に賛同する国の規制は『禁止ではなく整備』になるので、長期的には良い傾向にあるとも言えます。いずれにしろ、主要国の動向は目が離せません。

 

5 COMSAを買うならZaifへ

 現在、国内取引所であるZaifでしかCOMSAを買うことはできません。その他の取引所への上場についても言及は無く、テックビューロ社での開発がひと段落するまでは身内であるZaifでしか取り扱わないと考えていいのではないでしょうか。

 Zaifのアカウントを持っておらず、これから作ろうかな…と考えている方にお伝えしたいのは、アカウント承認まで2~3週間時間がかかるという点です。申込の混雑具合にもよりますが、その他の国内取引所と比較してもZaifはかなり時間がかかるので、悩んでいる方はすぐに登録の手続きに移ることをオススメします!後日やっぱり買わないと判断しても、アカウント作成だけなら費用はかかりませんからね。
➡︎Zaifの登録方法はこちらで解説しています

 

 

 

 

6 まとめ

ここまで説明してきたCOMSAですが、ポイントをまとめましょう!
 

・COMSAはICOプラットフォーム

・企業経済における仮想通貨の促進が目的

・ビットコイン、イーサリアム、ネムのパブリックブロックチェーンを相互利用

・技術面ではCOMSA COREとCOMSA HUBが中核機能

・COMSAが買えるのはZaifだけ!


日本初のICO案件なだけあって、日本人としても注目しますし、成功するように応援したくなりますね。いずれにしても、2018年のCOMSAは注目です!