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美女4000人(!?)を抱いた日本人の話

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見た瞬間、本当にびっくりしました。一瞬中国の大富豪の人かと思いました。美女4000人に30億円を貢いだ!?

 

そう、その名は『野崎幸助』。


彼は1941年(昭和16年)、和歌山県田辺市生まれ。酒類販売業、不動産業などを営む実業家。地元の中学を卒業後、鉄屑拾い、訪問販売員、金融業など様々な商売を手掛け、裸一貫で億単位の財を成した。

これが噂の本!「紀州のドン・ファン〜美女4000人に30億円を貢いだ男〜」本屋で見たときに一瞬手に取ろうか迷いましたが、ちょっと人目を気にしちゃいました。アマゾンではベストセラーになっているらしく、男性にとっては非常にそそられるタイトルとなっているのではないでしょうか!私も少し興奮してきました!何と言っても、4000人(!)の美女(!)ですよ!このおじさんがどうやってそんなことができたのか!しかも、それだけじゃなくて、すごいのは30億円を貢いだということであります!金持ちかよ!!!ってなりますよね。またドン・ファンというのはスペインの伝説に出てくるプレイボーイのことらしく、よくプレイボーイの代名詞として使われるらしいです。この本の題名は言い換えると「紀州のプレイボーイ」ということができますね。

しかしながら、上記の通り、彼は日本の田舎生まれで普通の少年だった。そんな境遇の人がどのように大金を稼ぎ出し、「いい女を抱くためだけ」に、それだけのためにモチベーションを保ち、それに向かって突っ走って言ったのかが描かれています!

本の紹介欄には『とんでもない男がいた!幼いころから「美人と付き合いたい」と願い続け、そのためには大金持ちになるのが近道と、鉄屑拾い、コンドーム訪問販売、金融業など様々な商売を経て、裸一貫から成り上がった男の痛快自伝。商売が上手くいくコツ、金持ちになるための心構え、女性を口説く技から、75歳になってクスリいらずの生涯現役法まで、すべてを赤裸々に語った!』

 

<本書の構成>


第1章 50歳下の愛人は大金とともに去りぬ
第2章 「若さ」と「馬鹿さ」の日々
第3章 転機ーー「どうも、コンドーム屋でございます」
第4章 高度経済成長の波に乗れ
第5章 よく稼ぎ、よく遊ぶ
第6章 心を読めばナンパも仕事も上手くいく
第7章 人生、山もあれば谷もあるさ
第8章 老け込んでなんて、いられない

 

何と言っても、本書で学べることは多岐にわたるのです!ビジネスにおけるマインド、そしてどのようにして女性を口説き抱くまでに至るのか。そして、年老いても”ゲンキ”でいられるのか(笑)ということも綴っている。ビジネス書としては、当時の時代の影響や運もあり、あまり普遍的なものでもなく評価はイマイチであるようであるが、ここはあくまで一つの例として、彼がどのようにビジネスを行い、成功したかということを知るのにはいい機会である。あくまで個人の成功のケーススタディ(スタディといっていいのかわからないが)として読んでもらいたい。また、男性陣にとってはここがいちばんの醍醐味であろうが、どのように女性を口説くかである。これは今にも十分通じるものがあるし、大いに参考になるものであろう。また、現代の若者にとってはバブルの金持ちのおじさんたちがどのように遊んでいたのかも見ることができるかもしれない。現代にも大いに遊んでいる人はいるが、私のイメージではそういう人たちは比較的少なくなり、バブルの面影はなくなったと思っているのですけど.....

この手の本の読み方というか、本に対する期待としては小説感覚で読むほうがいいと思います。本気でビジネス書だと思って、期待して読んでもあまり得られるものはないかもしれません。女性関係のことについては時代によらず通じるものがあると思うので、読んでみるととても楽しめると思います。文体も読みやすくなっており、よくできるエロじじいのドキュメンタリーという感じでしょうか。

 

<多様なライフスタイルの参考としての本書>

また私がなぜこの本について取り上げたのかというと、彼のライフスタイルに感動したからです。彼のライフスタイルは一見日本人のなすものではないように思えます。自由な発想(良いとは言ってない)で人生を謳歌し、自分のしたいことで成功したという彼のサクセスストーリーは我々にもっと多様な選択肢を与えてくれているような気がします。私が思ったのは、彼の生き方は少し外国人っぽいなぁとも思いました。一瞬、トランプのような白人の金持ち、中国の大富豪などの像が出てきました。しかしながら、彼は紛れもなく日本人であります。

思うに、日本ではこういった生き方はあまり美徳としては認識されないでしょう。しかしながら、この野崎さんのような人生を歩みたいと思っている人も多いことでしょう。多くの人が思春期に夢見たこのような人生をほとんどの人は諦め、そして普通に家庭を持ち、死んでいくのです。この生き方が良くて、その生き方が悪いなどということはなく人はもう少し自由に生きられるのではないかと思うのです。それを本書が提示してくれている気がするのです。

この本がアマゾンでベストセラーになったのも、おそらくそのような人生をうらやんだり、少し気になるという人が多いからでしょう。この本が売れているのも今という時代だからかもしれません。現代では経済が停滞し、日本国内で普通の生活をしていててもそれなりに幸せな生活が送れる。何かのためにリスクを背負ってまで、起業したりしなくてもある程度幸せだと考える人たちが多い世の中で、本書はある意味新鮮な見方を我々に与えてくれているのではないでしょうか。

 

ぜひ、少しでも気になる方は文庫本も読んでみてください。

 

 

 

<朗報>

彼は2018年2月8日に電撃入籍したそうです。お相手は55歳下(wwwwwww)のモデルさんだそう。

このおじさん、本当にすごい(笑)

 

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