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なぜ英語はー事実上ー世界共通語になっているのか。

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世界には、およそ7000もの言語があるーー近いうちに相当数が消えると言われているーーらしいが、その中でも英語は世界で最重要視されている言語の一つです。

7000という数字の大半は世界中の少数民族の話す言語で構成されていますが、その言語の話者数で見ていくといくつかの言語が世界を支配していることがわかります。

母語話者のランキングを見ていくと(2015年度版Ethnologue)

 

1位 中国語 10億5100万人

2位 英語 8億4000万人

3位 スペイン語 5億7000万人

4位 ヒンディー語 4億9000人

5位 アラビア語 4億2000万人

6位 マレー語 2億8000万人

7位 ロシア語 2億7500万人

8位 フランス語 2億7200万人

9位 ポルトガル語 2億6200万人

 

というふうになっており、ちなみに日本語(1億3000万人)は15位となっています。

英語はここでは2位につけていますが、なぜ現在世界各国では英語がこんなにも主要な言語となっているのでしょうか。

 

 

1 世界地図で見てみる。

下の地図が何を表しているかわかりますか?

 

 

濃い青色は、

公用語が英語の国、または事実上公用語が英語の国です。

薄いい青色は、

英語が公用語とされているが、主要な言語はまた別の言語である地域です。

 

英語はこんなに世界でも公用語として広がっているんだ〜とか、はたまた英語って意外とこれだけしか広まってないんだ〜とか思う人もいるでしょう。

しかしながら、インド、アメリカ、オーストラリア、カナダなどそうそうたる大国が色付けられているので、世界でも存在感はあります。

 

 

ついでに他の言語も見てみましょう。

 

 

こちらはフランス語圏。カナダがあるだけに大きく見えます。

 

 

これはロシア語圏。やはりロシアは存在感があります。

 

 

 

こちらはスペイン語圏。元々の発祥の地よりもアメリカ大陸で広がっています。

 

 

 

このように他の言語に比べ、英語がいかに世界に広がり、多くの人に話されているかということがわかるでしょう。一種の英語のネットワークができているように感じます。参考にしたのは、いずれもヨーロッパの言語ですが、英語は言葉の傾向が全く違うアジアにも公用語としている国があり、その影響力の強さがうかがえます。この地図から、英語が全世界にその手を伸ばしていると言えるでしょう。

2 歴史的にみてみる。

 

この英語が世界を席巻する始まりとなったのは、おそらく大英帝国時代であるでしょう。

 

お気付きの方も多いと思いますが、大英帝国は世界中に多くの植民地を持っており、その土地の人々に大英帝国の文化、英語を浸透させていきました。

 

これが大英帝国時代の最大領土です。上にある英語を公用語とする国々の地図とあまり変わらないように見えます。違いといえば、エジブトや中東のあたりでしょう。

 

 

間違いなく当時の大英帝国は超大国であり、英語を世界に広めていきました。そして、超大国という座から退く時には、各植民地では独立運動が起こり、それぞれの国ができていきました。今でもその超大国の名残として英語が各地に公用語として残っていると言えるでしょう。

 

 

 

3 英語は国益になる?

 

 

上は香港の夜景

 

下はシンガポールのランドマーク、マリーナベイサンズが写っています。

 

 

 

香港、シンガポール.... 

これらはいずれもアジアで最も発展し、生活水準が高い都市であります。

 

香港とシンガポールはアジアのビジネスでもその存在感を日に日にましており、世界の多くの企業も香港やシンガポール周辺に注目しています。この小さな土地にこれだけの資本が押し寄せ、次々とビルが建っているのです。

 

なぜ、香港やシンガポールなのかという問いに関しては、法人税とかビジネスの制度とか、いくつかの答えがあると思いますが、その一つには英語力のある人材・英語が使える環境があるということが挙げられると思います。

 

ビジネスにおいては、交渉は不可欠です。交渉に直接関わるべき人が英語があまり理解できない場合は、翻訳者を介して行われることも可能でしょう。しかしながら、直接話したい人と直接的に意思疎通ができないのは大きな問題となりうることがあり、欧米系の外資系企業や企業家などからするとアジアへの大きな参入障壁となるかもしれません。

 

香港やシンガポールでは、小学生の時から英語教育が行われており、ほとんどの人が英語を話すことができます。そして、英語を話すことに特に抵抗を感じていないようにも見えます。これが欧米の企業などにも受け、より企業が進出してくる理由と言えるでしょう。

 

想像してみましょう。日本で日本国民のほとんどの人が英語に抵抗がなくなり、英語を喋ることにも慣れているとしたら。

すごい世界が待っていると思いませんか?

 

 

4 最後に

英語が世界共通語だの、そうじゃないだのいろんな議論があったりしますが、そんなことは置いといて

 

英語を学ぶことにデメリットなどないと思います。

 

そこは割り切って一度勉強する気になってみましょう!喋ってみたら、楽しくなってきて、もっと喋りたくなると思います。

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英語郎

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