RanQ


ユーザーのニーズをサイトに反映させる最良の手段

  • Thumb new kigyoka
  • 2
  • 80View

今まで、検索ワードを探す(サイト作成におけるリサーチ業務)と言えばサジェストワードを拾うなどが一般的だった。

しかし、特に新しいジャンルにおいてはそのような方法よりも、ユーザーのニーズをより近い部分で汲み取ることのできる方法の方が有効である。

1 新しいジャンルはキーワードが明確化しにくい

例えば、今でいうと仮想通貨など、タイミングによって大きくニーズが伸びる(≒クオリティがそこまで高くない記事でも書けば大きくアクセスにつながる)ようなジャンルが存在する。

今急に注目され出した仮想通貨の前にもそういったものは存在して、最近だと「インスタ映え」とかその前だと「筋トレ」とかかもしれない。程度の大小はあれど、そういったジャンルは大きくアクセスを伸ばすことにつながるわけである。

 

ただ、そういった新しい、急に出てきたジャンルの難しいところは「検索ワードが探しにくい」というところで、新しいジャンルであるがゆえにどういった子テーマがあるかどうかを認識しづらい。
これが、例えば酵素とかならだいたい昔から決まった領域が存在して、それに従って書くことができる。また、どのワードがどのくらいの検索ボリューム(おおよそどれだけの人数の人がそれを調べるかと同義)

2 ニーズは知恵袋にある

ユーザーにどんなニーズがあるのか、それを拾う手段として最適なのが「ヤフー知恵袋」などの質問サービスである。

例えば、「仮想通貨についてどんなコンテンツを書こう」と考えたのならば、仮想通貨関連のワードについて質問サービスで検索するのが1番いい。「仮想通貨」とか「ビットコイン」とかのワードで検索してみる。そうすると、どんどんそういったワードに関連する悩みや疑問を持った人の質問を探すことができる。

この方法の優れているところは、最低1人は必ずそのことについて知りたい、しかも質問サービスでわざわざ文章を作って聞くほどにそのテーマについて知りたがっているという最大の証明になるということだ。1人そういった行動を起こす(質問をする)人がいるならば、その何倍も"検索はしてみた"という人がいる。

また、その質問の文章によって、その人の性格はどんな感じなのだろうか、リテラシーはどのような位置なのだろうか、具体的に何を知りたがっているのだろうか、ということが分かる。
たとえ文章であっても実際にそうした質問を行なっている人がいるという1つの実像があることによって知れることは極めて大きい。

3 ユーザーは意外なワードで検索してくる

また、なぜ質問サービスがそこまで重要なのか。
それは、自分自身が考えている「ユーザー像」と実際のそれが大きく異なるからである。

例えば、借金をしている人がどんなワードで調べているかを想像してみる。
おそらく、我々が考えるのは「債務整理 弁護士」とか「借金 法律」とかそういった形だ。たぶんみな、『実際にこういう法律とかサービス(弁護士とか)とか制度があるからこれについて知りたいんじゃないだろうか』と逆算して検索ワードを推測すると思われる。

ただ、実際は「嫁が作った借金なくす」とか「借金があって仕事もなくてつらい」とかいうワードがあったりするわけである。
要するに、ユーザーは検索エンジンに最適化された行動をとる(=どんな検索結果が出るか、どんなコンテンツが出るかを予測してイメージしてそこに最も辿り着きやすい検索ワードを打ち込む)わけではないということだ。

 

例えば、上記に挙げたような仮想通貨などだと、「ビットコイン 他のコイン」とか調べたり(スマートフォンが出てきた際、Androidも含めて全てiPhoneと呼ぶのだと思っていたのと同じだ)、「ビットコインで借金返す」みたいなびっくりするワードもあるかもしれない。

ユーザーがどんなニーズを持っているか、どんなワードに行き着くかはかなり想像の範疇になってしまう。
そのため、質問サービスなどで実際にどんな文章の書き方をしているのか、思考回路をしているのかを知ることができれば、検索ワードのみならず、どんな表現の仕方がその人たちに刺さるかを考えることができるはずである。

4 自分と同じリテラシーの人以外イメージしにくい

 

 

上の動画を見て欲しい。

これは、BIGという宝くじがFacebookに出した広告のクリエイティブなのだが、
実際は宝くじの話よりも、『宝くじが当たったから仕事を辞められる(=嫌なことから逃げられる)』『宝くじが当たったから美女とデートできる(=普段現実的でないためあまり可視化しない欲求)』『美女に好かれるくらい自信を持てる(=コンプレックス等を忘れることができる)』といった面に焦点が当たっていることが分かる。

頭のいい人ほど、『この宝くじは他とはこんなに違うんですよ!』と論理的なメリット、性能の部分を出してしまうかもしれないが、実際にところユーザーに刺さるのはどんなものなのだろうか。

このBIGのクリエイティブはその一例ではあるが、ユーザーの心を動かすのはこうした欲求の部分だ。ただ、必要な情報を並べるだけよりも、そのユーザーの心を動かすストーリーを作ることが大事だ。
そのためには、質問サービスなどで、実際の対象となるユーザーがどんな言葉を語っているかを知り、そのユーザーをイメージできるようになるべきなのではないだろうか。

 

Thumb new kigyoka

kigyokacom

起業家.comの代表の人ツイッターはこちら