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会計士というイメージの湧きずらい職業

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1 会計士試験とは

会計士とは、会社の成績表に「この内容は正しいですよ」とお墨付きを与える仕事のことです。この仕事は監査と呼ばれます。お墨付きが必要な成績表なんておかしいですよね。みなさんが学校でもらった成績表に疑いを持ったことはおそらくないと思います。でもそれは学校の先生が作ったからです。もし自分で作った成績表なら、家に帰ってそれを見た保護者はそれを信用してくれるでしょうか。見せるのが親だけならまだいいですが、内申点を考慮される高校入試や大学への推薦入試をする場合には、シャレになりません。利害の関わる場面では使えないということです。

これは企業の場合も一緒です。企業はどこかに進学したりはしませんが、銀行から融資を受けたり、株主に現在の状況を説明したりするときには絶対に必要になります。そのようなときに成績表を、「先生の作ったもの」として、信用あるものとして機能させる仕事が監査です。

会計士という職業は、一般的に認知度の低いものなので説明が長くなってしまいましたが、大まかにはこんな感じです。

2 取得後の進路

会計士という資格を取得したあとには様々な進路が考えられます。多くの人々は最初に、前述の監査を専門事業とする監査法人で働きます。そしてそのまま監査法人で働く人もたくさんいます。監査法人では一般企業よりも昇進しやすいです。なぜなら昇進の席というパイが大きいからです。

独立して会計事務所を作ってしまう人もいます。会計事務所においてやることは監査法人と一緒ですが、自分で仕事を取ってこないといけません。医者でいう開業医になるのと同じです。大学病院などの大きな病院の勤務医ではなく、町のお医者さんになるようなイメージです。

コンサルタントを始める人もいます。この職は会計の知識を使って、企業の成長や改善を支援していきます。コンサルタントは、会計士の資格を持っていなくても行なうことはできますが、会計の知識と経験を持っているという優位性を持ってなれることができます。しかし、監査法人と比べるとかなり劇務と言われています。

ベンチャー企業のCFOになる人もいます。
これはやりたい事業を自分で行えるのが大きな魅力です。会社の意志決定を行なう幹部になるので当然ですが、この仕事も劇務と言われています。

これらの進路はその人の大切にするものによって適正があると思います。
安定性を求めるなら、監査法人で働いていくのがベストだと思います。会計士試験に受かっていたらほぼ確実に入社可能ですし、条件の良い普通の会社に入ることと同じです。
自分の実力でどこまで稼げるようになれるのかが大切な人は、コンサルに進むのが一番良いと思います。
自分のやりたいビジネスがある人は、CFOを目指してみるのが良いと思います。
いずれにせよ、会計という職に興味を持ったら、幅広い進路のある職ですので、目指してみる価値があるのではないでしょうか。