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ビッグブラザーが現実になる?迫り来る監視社会

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フィナンシャルタイムズ紙は3月28日にインドで導入が進む世界最大規模の生体認証と国民IDの紐つけについて記事にしました。

インドでは「アドハー」と呼ばれる国内生体認証IDシステムがあり、2010年より導入が開始され、戸籍の把握ができていない貧困層の人々へ福祉が届くようにするために導入されました。

しかし、ここにきて福祉以外の道にIDが利用されようとしているといいます。もともと登録は任意であったにも関わらず、事実上の義務化が行われ、携帯電話とIDの紐つけや鉄道乗車券のオンライン予約とIDの紐つけも行われつつあり、反政府組織の抑圧や、データの不正利用に使用されないか…といった懸念があります。

[FT]ビッグブラザーが現実になるインド生体認証

さて、

日本でもマイナンバー制度が導入されました。それらは福利厚生のためとされていますが、裏の目的は徴税漏れをなくすためだと言われています。

国民総背番号や住基ネットなど、似たような概念は1960年代からあったようなので、"福利厚生のため"というのは現代の人を説得するのに最適化した表向きの理由でしょう。

インドで導入された際も福祉だったわけですし。

 

政府は2020年に向けて保健医療データの一括管理を進めてます。ITによるビッグデータとAIの活用において、マイナンバーとあらゆるデータが紐つけられるのは、効率化の面で良いことかもしれませんが、少し恐怖感がありますね。自分が必要となる、あるいは欲しいであろう商品やサービスをお勧めされ続けるのはなんだか消耗しそうです。

 

ITの技術の進化に伴って、圧倒的に便利になる一方で、監視される社会に近づいているのは間違いありません。実際GoogleやFacebookに多くの人は個人情報や趣向を握られているわけです。

その上でどういう風に生きていくか。一人一人が考えていく必要があるでしょう。